5/30(木)オープン「cafe hoyo(カフェホヨ)」地元・長野でカフェを開業!心地よい時間が流れるレトロな空間で、こだわりのスイーツとコーヒーを味わって@長野県長野市

長野県長野市の篠ノ井駅前からほど近い裏通りに、シンプルで美味しいお菓子とコーヒーを主軸とした「café hoyo(カフェホヨ)」が、2024年5月30日(木)にオープン。

店主の塚本さんご夫妻は長野県出身のパティシエ。製菓の専門学校を卒業後、長野県内や神奈川県横浜市のケーキ店やカフェなどで修業と経験を積んだ後、地元・長野で念願のカフェを開業。
ご夫婦それぞれが手がける「バナナブレッド」や「キャロットケーキ」など、シンプルでありながら味わい深いこだわりのお菓子を楽しむことができます。さらに、テイクアウト限定でフィナンシェなどの焼き菓子も提供するほか、今後登場する季節限定スイーツも見逃せません。
山梨県「the;kokubo」の珈琲豆で淹れるカフェラテと一緒に、美味しいカフェ時間を過ごせる素敵なカフェです。

「café hoyo」店主の塚本航太さんと斐佳理さん。16年前まで骨董品店だったという空き家を見つけ、カフェとしてリノベーション。



《Index》
塚本航太さんと斐佳理さんご夫妻
シンプルで美味しいお菓子とドリンク
心地のいいカフェ空間
駐車場の場所 ※2024/6/7更新
店舗データとMAP


カフェで楽しめるのは、お菓子とドリンクとトースト。

「café hoyo」塚本航太さん

長野市出身。パティシエを目指すきっかけになったのは、手作りマドレーヌ。料理を手伝うのが好きだった小学校低学年の頃、母の知人が作ったマドレーヌの美味しさに衝撃を受けたという航太さん。レシピを教わり自分で作ったマドレーヌを家族に食べてもらったときの喜びが、現在につながります。
長野県内の製菓専門学校を卒業し、腕を磨くため食べ歩きを重ねて「ここで働きたい」と感じた横浜のパティスリーに就職。パティシエとして働く中、ケーキを食べているお客さんの反応を見たいと感じはじめた頃に出会ったのがラテアート。コーヒーにも興味を持ちドリンクメニューも担当するなど仕事の幅を広げます。
「カフェをやりたい」、日常の中で自然に芽生えた思い。独立に向け、地元・長野に帰郷。2018年12月から長野県内の人気カフェで働きはじめます。コーヒーを学び、スイーツの限定メニューやフードなどのレシピ開発に加え、店長として店舗運営や売上・スタッフの管理など幅広い業務で経験と実績を重ねます。
2022年春、斐佳理さんとともにご夫婦でカフェ開業に向け本格始動。長野市で店舗を探す中、篠ノ井で空き家になっていた現在の建物を偶然発見します。建物の持ち主を探し交渉・快諾をいただき、2023年9月店舗工事着工へ。壁や床、テーブルや棚などをDIYで行いながら準備を進め、2024年5月「café hoyo」をオープン。

「café hoyo」 塚本斐佳理さん

筑北村出身。「お菓子づくりが好きな母の影響を受けています」と斐佳理さん。手作りしたお菓子を食べてもらえるよろこびを経験し、パティシエールの道へ。
長野県内の製菓の専門学校を卒業し、県内外の飲食店で調理と接客を経験。「自分たちの店を持ちたい」と長野へ帰郷し、松本市の人気カフェで経験を重ねました。

店名の「hoyo(ほよ)」は、斐佳理さんが好きな植物・宿り木(ヤドリギ)の古名。「木を人の人生と考えたときに、日常を忘れ、やすめる場所、ホッとできる空間でありたい」とご夫妻。


目次


2人のパティシエがつくる
シンプルで美味しいお菓子
とドリンク

メニューは、シンプルだけど美味しい滋味あふれるお菓子と、こだわりのドリンク。

「バナナブレッド」550円
航太さんが「作りたい」と試作を重ねて完成させた、完熟バナナの甘さが優しく広がるパウンドケーキ。焦がしバターでソテーしたケーキにバニラアイスをのせた温冷スイーツです。表面はサクッほろっと軽く、中はふわっとやわらか。バターのコクとサラッとしたバナナの風味が美味しいんです。希望で添えてもらえるラム酒を風味づけに少しかけると、味の奥行きが増して芳醇な大人のスイーツに。※カフェ限定

「キャロットケーキ」550円
生地にニンジンとクルミ、スパイスを加え、オリジナルレシピで焼き上げたイギリスの伝統菓子。シナモンなどのスパイスやニンジンの甘さが調和するしっとりとしたケーキは、クルミの食感と風味がアクセントに。表面にたっぷりのせたフロスティングも美味しくて、ケーキ生地とのバランスが最高です。※カフェ限定(冬季を除く)

斐佳理さんがスパイス感を大切にしながら手がけた「キャロットケーキ」は、小さくカットしたニンジンがたっぷり。味の奥行きを出しているスパイスも混ぜ込んで焼き上げています。

カフェ専用の季節限定メニューとして、「レモン ティラミス」または「レアチーズ」のいずれかが登場予定。※提供タイミングはInstagramでお知らせ。「レモン ティラミス」からスタートです。

さらに期限限定スイーツも提供を予定しているそう。メニューなどの詳細はInstagramでお知らせ。

テイクアウト限定のお菓子もあります。

画像は「フィナンシェ」250円
航太さんが「一番好きな焼き菓子」と語るフィナンシェは、バターをしっかりと焦がして作ります。香り豊かなバターと香ばしいアーモンドプードルの風味がふわっと広がるシンプルな美味しさ。しっとりサクッとした歯切れのよさも魅力です♪

ほかに、レモンのバターケーキとして知られるフランスの伝統菓子「ウィークエンドシトロン」もテイクアウト限定で登場予定。

「カフェラテ」HOT550円
とにかく香りがよく、苦みまでしっかりと楽しめる一杯。後味の良さも秀逸でした(アイスは600円)。たっぷり入るラテボウルは「pottelly/ぽてり」に特注したオリジナルです。
※ドリンクはテイクアウトにも対応。

エスプレッソマシンはアメリカシアトル発祥〈SLAYER(スレイヤー)〉。
珈琲豆は山梨県の「the;kokubo(ザ コクボ)」から仕入れています。「カフェラテ」や「アメリカーノ」などのマシンで抽出するメニューに加え、ハンドドリップコーヒーでは酸味や苦味などで選べる2種類から選ぶことができます。7~8月頃にはコロンビア産のキンモクセイのような香りを楽しめる豆も入荷予定。

「アイスティー」550円
東京の茶葉専門店「Nice Tea Meet You」のおすすめティー。取材時はアメリカ・ポートランド発のプレミアムティーブランド〈SMITH〉のポートランド ブレックファストティーを〈木村硝子店〉のグラスでいただきました。渋みなどを感じない上品な味わい。すーっと染み渡るような透明感のある口あたりです。

ほかに、ミルクティーやチャイラテ、ほうじ茶ラテ、自家製ジンジャー・レモネード、100%ストレートりんごジュース、フロートメニューなども選べます。

りんごジュースは航太さんの地元・信更町産。店内では「シナノスイート100%ストレートりんごジュース(1000ml)」 とシナノゴールドとサンふじの100%ストレートジュース(各250ml)も販売。

さらに、軽食メニューとして「バタートースト」も提供。
今後は、目玉焼きと無糖のピーナッツクリームをサンドする、台湾で出会ったメニュー「照焼きチキン」も準備中です。※開始時期はInstagramでお知らせ
 



心地の良いカフェ空間

16年ほど前まで骨董品店だった建物をリノベーションした空間。床、壁、シェルフ、テーブルに至るまでふたりでDIYしたというから驚きです。

2名用のテーブル席は足踏みミシン台と古木を活用、趣きのある空間を生み出しています。

車通りの少ない一方通行の道路に面しており、ホッとする時間が流れる落ち着きのある空間。

トイレのかわいいスイッチ、古道具を活用した鏡など、こだわりが散りばめられています。

カウンターは4席。昭和を感じるレトロな外観も魅力です。



お店と駐車場の場所

カフェは篠ノ井駅から徒歩8分ほどにある旧北国街道沿いです。目の前の道路は一方通行。進むと篠ノ井駅前通りと交わる信号のない交差点に。

駐車場は2カ所に計3台。
①一方通行の道路沿い、店舗手前に2台(上記画像)。※黄色線より南側(画像手前)は違いますので、入らないでくださいね。
②篠ノ井駅前通りにあるセブンイレブン(「銘菓のマツキ」向かい)の裏手にある駐車場内36番。

※情報を更新しました(2024/6/7)

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

café hoyo(カフェホヨ)
●オープン日
2024年5月30日(木)
●住所
長野県長野市篠ノ井布施高田712-4
●営業時間
10:00~17:00(16:30LO)
●席数
カウンター4席、2名用テーブル席2、4名用テーブル席1
●定休日
火・水曜
●駐車場
3台 ※Instagramを参照ください
①店近くに2台
②篠ノ井駅前通りにあるセブンイレブン裏の駐車場内36番
●備考
ベビーチェアあり
●Instagram
https://www.instagram.com/cafe_hoyo_/


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