5/21(火)オープン「長野西沢書店 門前えにし珈琲」善光寺門前の老舗本屋がブックカフェに!本とコーヒーとパンと。多彩な御朱印帳や名作コミック・絵本コーナーもある和モダン空間@長野県長野市

長野県長野市の善光寺表参道沿いに、本とコーヒーを楽しめる「長野西沢書店 門前えにし珈琲」が2024年5月21日(火)にオープン。

「長野西沢書店」は、善光寺のお膝元で江戸時代末期より出版物の販売を開始した創業170年の老舗書店です。長野市内の小中高の教科書に加え、長野県唯一の官報販売所としても愛されてきた町の本屋さんが、新たにカフェを併設した和モダンなブックカフェとしてリニューアル。
本と相性の良いオリジナルブレンドコーヒーとともに、地元人気ベーカリーが手がける抹茶あんがたっぷり入った和菓子感覚のおやつや長野県のご当地パン「牛乳パン」などを店内またはテイクアウトで楽しむことができます。

また、100~150種類をそろえる御朱印帳コーナーも新設され、御朱印帳の制作体験も計画中。本屋さんとしての機能に加え、長野ならではの出版物や食にも触れることができる善光寺観光の新たな立ち寄り・食べ歩きスポットとしても注目です。

本のおともには、気軽に楽しめるコーヒーとおやつを用意。地元の人たちにとっても新たな楽しみ方が増えた町の本屋さん。親子でゆっくり絵本を楽しめるコーナーも。

信号「善光寺」の近く、善光寺表参道沿い。



《Index》
㈱長野西澤書店 代表取締役社長 西澤基喜さん
本とカフェが融合する空間
「門前えにし珈琲」のメニュー
本屋と御朱印帳コーナー
 「長野西沢書店/長野県官報販売所」

お店のデータとMAP



株式会社長野西澤書店
代表取締役社長 西澤基喜さん

株式会社長野西澤書店は、江戸時代末期に善光寺門前で地図などの露店販売からはじまりました。その後、長野県にある学校の教科書と書籍の制作・販売も手がけるなど、時代とともに変化を遂げてきた創業170年の老舗書店。
代表取締役社長 西澤基喜さんは大学卒業後、東京で本の大取次を行う株式会社トーハンに就職。経験と実績を重ねた後、2002年5月、長野に帰郷し株式会社長野西澤書店/長野県官報販売所の代表取締役社長に就任。本屋として何ができるかを視野に経営をはじめます。

「変えていかないといけない」。本屋のあり方について考え始めたのは今から10年ほど前。「飲食店やテイクアウトフード店など、さまざまな業態を考えたこともありましたが、江戸時代からご先祖が守ってきたもの、本とつながってきた歴史を大切にしたい」と、〈本を主役〉とした業態変更を決意。4~5年前から〈本があるカフェ〉をコンセプトにプロジェクトを始動。2023年9月初旬よりリニューアルのため休業し、2024年5月21日、「長野西沢書店 門前えにし珈琲」としてオープン。

「長い間お休みをいただき、ご迷惑をおかけしました。新しい長野西沢書店を宜しくお願いいたします」と西澤さん。

大正時代の「長野西沢書店」。広く間口が設けられた当時の店頭で気軽に本を手に取る人たちの様子が写真に残されています。
今回のリニューアルで目指したのは、古き良き大正時代のような気軽に立ち寄れるお店。

店名の「えにし(縁)」には、長年、善光寺門前で本屋を続けてくることができたのは町と人とのご縁、本とのご縁があったからこそ。これからも新たな店でお客さまとのご縁を大切にしたいとの願いが込められています



目次


本屋とカフェが融合する空間

店内にぎっしり本が並ぶ町の本屋さんから、大正時代を雰囲気を取り入れた和モダンな空間に本屋とカフェが融合する「長野西沢書店 門前えにし珈琲」へ。
店に入るとすぐ左手にカフェカウンターがあります。コーヒーやおやつをオーダーして店内でゆっくり過ごしたり、面白そうな本を探しに店内を散策したりと…思い思いの楽しみ方ができます。

懐かしさを感じさせる和モダンな雰囲気の奥(画像中央)には本に囲まれたカフェスペース。

気軽に本を楽しめる椅子も配置。画像右は江戸時代末期、西沢書店の前身である「松葉軒 長谷屋久兵衛門」が発行・販売した善光寺参拝客向けの地図。

天井高のある絵本と児童書とコミック本のコーナー前には、ステップが設けられており、自由に座って本を見ることができます。コーヒーを飲みながらもOK!




◆「門前えにし珈琲」のメニュー

「えにしブレンド」(HOT/ICE)各500円
こだわったのは、心地いい時間を過ごせるための〈本と相性がいいコーヒー〉。本を読みながらゆっくりと楽しめるよう、後味がすっきりしていて冷めても美味しいコーヒーを提供したいと、長野市の有機JAS認定珈琲焙煎所「J.organic coffee」に珈琲豆を依頼。口あたりがまろかで、やさしい苦みが広がるオリジナルブレンドです。最後にほんのりと感じる酸味も心地よかったです。
また、飲みやすさにもこだわったというアイスコーヒーは、透明感のあるキリッとした苦みがストレートに感じられる一杯。ともに美味しかったですよ。

「抹茶あんマスカルポーネ」「あんマスカルポーネ」各360円

長野の人気パン店「フルーツ&ブレッド サンチ」が手がける、こしあんとマスカルポーネクリームがぎっしり詰まった超しっとり薄皮パン。
注目すべきは、「門前えにし珈琲」限定商品の「抹茶あんマスカルポーネ」。抹茶の風味がしっかりとしたあんこを、甘さを控えたマスカルポーネクリームがやさしく包み込んでいて、和スイーツのような感覚で楽しむことができます。あんことコーヒーも合いますよね。

また、「 サンチ」の人気商品「牛乳パン」も楽しむことができます。いずれも食べ歩きや小腹が空いたとき、ちょっと甘いものが食べたいときにもぴったりのサイズ感。※すべてテイクアウト可能



「長野西沢書店/長野県官報販売所」
見つける楽しさを感じる本屋と御朱印帳と官報

ゆったりとした本棚には選定された本の表紙が並びます。「本を探す楽しみを感じてもらえたり、本と出会うきっかけになる空間になればいい」と代表の西澤さん。

話題の小説やスタッフ選定の書籍も。

ひと際目を引く大きな本棚には、絵本や児童書、コミック本が配置。

親子で座りながらゆっくり絵本時間を楽しむこともできます。

懐かしい名作コミック(新品)も発見!このほか話題の人気コミックもそろいます。

長野県ならではの出版物も。

新たに設けられた御朱印帳のコーナーには多彩な100~150種類がラインナップ。
「生地を選べる御朱印帳の制作体験も開きたいと計画中なんです」と担当の山口憲邦さん。

長野県唯一の官報取り扱い店となる「長野県官報販売所」として、官報の販売や公告の取り次ぎなどを行うほか、店内では官報の閲覧も可能。「職員録」(編集・発行:国立印刷局)や「ダム年鑑」、国家資格の結果なども並びます。
また、長野市内の小学校・中学校・高校の教科書の購入も可能。


お店の前にある長野県のご当地ガチャもお見逃しなく♪

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

長野西沢書店 門前えにし珈琲
(ながのにしざわしょてん もんぜんえにしコーヒー)
●オープン日
2024年5月21日(火)
●住所
長野県長野市長野大門町66-1
●電話
026-233-3185
●営業時間
カフェ・書店 10:00~17:00
※カフェ16:30LO
●定休日
なし
●駐車場
1台(善光寺郵便局裏側にある共有駐車場内2番 ※西澤書店名あり)
※2000円以上購入で指定駐車場サービス券進呈あり
●Instagram
https://www.instagram.com/monzen.enishicoffee
●X
https://twitter.com/enishi_coffee
●HP
https://nishizawa-book.co.jp/


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