築93年の洋館風の古民家を改装した「食と営み、星綴る店 しろくま座」の店内には、ふたつの趣の異なる空間が広がっています。ひとつは清潔感のある白いタイルが印象的。もう一方は壁のグレーと木目の調和が美しく、のどやかな空気に包まれています。
そんな空間を彩るのは、既存の建物から引き継いだ水屋ダンスやテーブルのほか「新しいものよりも古い物に惹かれる」という店主の塩澤尚子さんが選んだアンティーク。コーヒーや手製のスイーツをいただきながら、読書を楽しんだり思索にふけったりとさまざまな過ごし方を楽しんで。
カフェ、雑貨、ギャラリーと雰囲気を味わいに何度でも訪れて
店内では、飯田市や中川村の焙煎所が手掛けるコーヒー豆をハンドドリップで淹れるコーヒーや、レトロな佇まいが愛らしい「喫茶店のクリームソーダ」が提供されています。
北海道産クリームチーズと濃厚な生クリームを合わせ、卵もたっぷりな「バスクチーズケーキ」(イートイン550円)。
生チョコのような、とろける食感が楽しめる「濃厚ショコラテリーヌ」(イートイン500円)はクーベルチュールチョコレートと生クリームを使用しています。
3種類の豆から選べるコーヒーとセットになった「花束コーヒー」(小1,530円)。花束はすべてドライフラワーで制作されています。大切な人へ花束を贈るきっかけになり、自分へのご褒美としてもおすすめ。
〈MENU〉
ドリップコーヒー 各530円
カフェラテ(ホット・アイス) 600円
アールグレイティー(カップ) 500円
自家製ジンジャーエール 530円
本日のパウンドケーキ 450円
花束コーヒー 中2,350円
※長野Komachi2023年11月号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。
さらに、塩澤さんがセレクトした雑貨や、2階にはギャラリースペースも用意。訪れるたびに素敵な出合いがあるような、そんな期待を抱かせてくれますね。
「訪れてくださった方たちにとって、やさしい温かな時間になりますように」と店主の塩澤尚子さん。
店名の由来を伺ってみると、料理人として働くご主人のコックコート姿が「しろくま」のように見えたことと、南信への移住のきっかけのひとつ、塩澤さんの星好きを合わせたネーミングだそう。
ホワイト基調の空間に趣を添えるのは、岡山にアトリエを構える「オカベマキコ」氏作のしゃぼんランプ。
2023年6月オープン
(こちらの記事は、長野Komachi2023年11月号に掲載されたものです。最新情報をご確認の上、ご利用ください)
●住所
長野県下伊那郡喬木村小川5894
●電話番号
080-7053-4698
※店主ひとりでの営業のため電話に出られない場合あり
●営業時間
10時~16時(15時30分LO)
●定休日
水・日曜 ※ほか不定休あり、詳細はSNSで要確認
●席数
12席
●駐車場
7台
●HP
https://shirokumaza.thebase.in/
https://www.instagram.com/shirokumaza_/