「ラ･ビスボッチャ」出身のシェフが振る舞うイタリアン「bank.（バンク）」評判の炭火焼は肉の旨みがあふれ出す！ワインは珠玉のラインナップ＠長野県･軽井沢町

軽井沢町にある「bank.（バンク）」は別荘客御用達のフレンチレストラン「ピレネー」のマネージャー中野貴之さんが開いたイタリア料理店。食事はもちろん、ワインをちょい飲みしたい時にも気軽に立ち寄ることができます。美食の国イタリアの料理と陽気な雰囲気を愛する人は、ぜひこの店を訪ねてみて。

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若手シェフとソムリエが贈る自由気ままな美食の時間

東京都･広尾にある「LA BISBOCCIA（ラ･ビスボッチャ）」出身のシェフ水谷結さんが繰り出す料理と、中野マネージャーのフランクな会話によって、店内には賑やかな笑い声があふれています。

「シンプルな手法で素材の持ち味を生かす」というイタリア料理の原則に忠実なアラカルトは常時約16種類用意されています。

写真は前菜の「プロシュートと国産生ハムの盛り合わせ ブラータチーズと旬のフルーツ添え」（2,800円～）。信州姫木平「ジャンボン･ド･ヒメキ」の生ハムは食感と旨みを味わえるよう手切りにこだわり、18カ月熟成のスペイン産プロシュートは香りが立つようスライサーを使用しています。

炭火で炙った肉料理は、ほのかな燻香と噛みしめるほどにあふれだす肉の旨みが至福へ誘ってくれます。写真は「国産骨付き牛の炭火焼」（1㎏ 12,000円）。熟成させたLボーンは、きめ細やかでジューシーなサーロインに骨から出る旨みが加わり、肉好きを唸らせる逸品です！

「炭火だと、燻香が強くなりすぎず肉の個性を出せるんです」と水谷シェフ。Lボーンは約30分かけてじっくり焼き上げます。

赤身の旨みが濃厚な国産骨付き牛や10年熟成のバルサミコと相性抜群の鴨は、ぜひワインとともに堪能したいですね。フランスワインは軽井沢でも屈指の300本というストック数が自慢！料理との相性や予算はソムリエに相談してみて。

ディナータイムはシェフの遊び心を散りばめたパスタを5種類ラインナップ。時に和の調味料を取り入れながら、海の香りや山の滋味を引き出しています。
写真は「しらすとボッタルガ（からすみ）」（2,400円）。和歌山県の老舗「山利」のふんわりしらすとからすみ、魚介と相性のいいリングイネが使用されています。また、ニンニクを利かせ、イタリアの魚醤･コラトゥーラで味に奥行きを出しています。

食後は「ラ･ビスボッチャ」時代にテレビ番組で紹介され反響の大きかったシェフ自慢の「パルミジャーノのチーズケーキ」（800円）がおすすめ！
バスクケーキよりも濃厚なチーズケーキをイメージし、パルミジャーノを使った一皿を研究。濃厚ながら、沖縄産「やんばる糖」とたっぷりのレモンによって軽さを出しています。

銘柄や産地にこだわらず、上質な食材を全国から仕入れているんだとか。

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〈MENU〉※サービス料10％別途
しらすとからすみのブルスケッタ　　1,000円
ブラータチーズと旬のフルーツ　　3,000円
いろいろ唐辛子のアラビアータ　　1,980円
旬のフルーツとくるみ ゴルゴンゾーラソース　　2,200円
鴨胸肉の炭火焼　　100g 2,500円
クラシックパンナコッタ　　800円

※長野Komachi2024年2月号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。

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「若手パワーが結集した明るい店です。遊びに来てください！」とオーナー／後野篤郎さん、シェフ／水谷結さん、マネージャー／中野貴之さん。

シェフやマネージャーと会話を交わすなら、オープンキッチンのカウンター席がおすすめ。オーナー自ら手がけた内装は、木やコンクリートなどマテリアルの質感を活かしています。ペットの入店もOK！貸切りも可能です。

2023年10月14日オープン

（こちらの記事は、長野Komachi2024年2月号に掲載されたものです。最新情報をご確認の上、ご利用ください）