2026年の初節句シーズンが近づいてきました。わが子の健やかな成長を願う大切な節目に、五月人形をどう選べばいいのか悩む家庭も多いのではないでしょうか。初節句の意味や五月人形に込められた願いについて、長野市の「人形の山川」に話を聞きました。
伝統の技が息づく「人形の山川」の五月人形
目次
・「端午の節句」とは
・初節句に五月人形を飾る意味
・2026年の初節句、準備はいつから?
・失敗しない五月人形選びのポイント
・食べて楽しむ「端午の節句」
・実際のお客様の声
・長く飾るためのメンテナンス方法
初節句を迎えるご家庭に向けて、五月人形選びのポイントや端午の節句の楽しみ方をご紹介します。
「端午の節句」とは
現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。男の子の誕生と成長を祝う行事です。
奈良時代から続く歴史ある風習で、もともとは月の「端(はじめ)」の「午(うま)」の日を指し、現在のように5月だけのものではありませんでした。 「五(ご)」と「午(ご)」の音が同じことから、5月5日に定着したともいわれています。

初節句に五月人形を飾る意味
男児の健やかな成長と健康を願い、人形や兜、鎧、鯉のぼりなどを飾ってお祝いをします。
毎年家族で一緒に飾り、節句を祝う時間は、かけがえのない思い出として積み重なっていきます。大切なものを丁寧に扱う心や優しい心を育むことで、その子の一生をそっと見守る、おまもりのような存在となっていきます。日本の文化を次の世代へと伝え、成長の節目を刻む大切な行事です。
「人形の山川」では、戦(いくさ)や争いを連想ささせるものではなく、子どもの成長を祝う意味を大切にしています。平安・鎌倉期の国宝や重要文化財の甲冑を参考に、華やかで雅やかな、本物志向の五月人形を取りそろえています。
わが子が幸せな人生を歩めるよう、造形美豊かな本物に触れ、感性を養うという願いも込められています。

五月人形には「兜(かぶと)」「鎧(よろい)」「おぼこ大将」などさまざまな種類があり、大きさや色味も多彩です。住まいや飾るスペースによって選び方も変わります。何を選んだらよいか迷ってしまうという方は、来店前に「端午の節句飾りは何を選ぶ?飾りの種類や大きさは?」の記事も参考にしてみてください。
2026年の初節句、準備はいつから?
意外と知られていないのが、人形を飾る時期や期間です。
一生を見守るおまもりとして、子どもの頃だけでなく、成長してからも毎年飾り続けるのが端午の節句飾りのならわしです。
飾り始めは、3月20日の春分の日から4月中旬頃が目安とされています。長野県北信地区では、お雛様をしまったあと、4月初旬から6月5日頃まで飾るのが一般的です。

種類も豊富なため、じっくり選びたい方は早めの準備がおすすめです。
お人形の細やかで可愛らしい表情や、美しい糸の色味や柄は、写真では伝わりきらない魅力があります。ぜひ店頭で実際にご覧になってみてください。長く愛せる兜や鎧、お人形との出会いがきっとあるはずです。
失敗しない五月人形選びのポイント
▲細部に宿る職人のこだわりにも注目したい
実際に選ぶ際には、デザインや大きさだけでなく、細部の造りや糸・色味などにも目を向けてみましょう。
・糸や色味について
兜や鎧などに使用されている糸の色味は、平安・鎌倉期から受け継がれてきた伝統色が用いられています。色ごとに込められた意味も異なり、選ぶ際の大切なポイントとなります。

※写真左から
[赤糸威]赤は活力、すべての生命の源をあらわす太陽の色。現存する国宝鎧に最も多く使われている
[紫糸威]聖徳太子が、冠位十二階の制度を設けた時、最高のくらいの象徴として定めた色
[紺色威]藍染を繰り返した上品な濃紺。藍染には殺菌防虫効果もあり、魔除けの意味を持つ
[白糸威]純白はほかの色に染まらない。自分の意志を貫くという気品のある色
[浅葱(あさぎ)糸威]晴れ渡り澄み切った大空のように大きな心を感じさせる色味
[紫裾濃(むらさきすそご)威]菖蒲の持つ色彩をデザインした色味。薬草の菖蒲は魔除けの意味合いがあり、多くの武将に愛された色味
糸は堅牢(けんろう)染めと呼ばれる、色落ちや変退色が起こりにく染色技法で染められています。そのため、長く飾っても美しい色合いを保ち続けます。
また、赤は魔よけの色とされ、どの兜や鎧にも必ず縁取りとしてあしらわれています。

●八幡座などの金物部分について
金物部分には24金メッキが施され、変色しにくく、美しい輝きが長く保たれます。
「八幡座(はちまんざ)」とは、兜の頂点に位置する重要な装飾部分のこと。神が宿る場所とされ、非常に重要な部分とされており、4枚の金物を隙間なく重ねて仕上げられています。

細かな部分も職人の技が息づく兜や鎧、人形。直射日光やほこり焼けに気をつければ、何十年経ってもも美しい姿のまま飾ることができます。選ぶ際には、こうした細かな部分にもぜひ注目してみてください。
「人形の山川」では、質の高さはもちろん、暮らしに合わせたサイズの飾りも豊富にそろいます。長く寄り添える一体との出会いがきっとあるはずです。
食べて楽しむ「端午の節句」
「端午の節句」といえば、行事にちなんだ「かしわ餅」や「ちまき」などの和菓子も楽しみのひとつです。
長野市にある「旬菜菓 たむら」では、定番の「かしわ餅」はもちろん、端午の節句に合わせた愛らしい「上生菓子」も並びます。家族で囲む節句の食卓に、彩りを添えてくれます。


「かしわ餅」、端午の節句の「上生菓子」は4月上旬の販売予定です。
伊勢宮本店
・住所
⻑野県⻑野市伊勢宮1-18-14
・電話
026-228-9235
・営業時間
9時~18時
・定休日
月曜日
・HP
https://www.shunsaikatamura.com/
ながの東急店
・住所
⻑野県⻑野市南千歳1-1-1 ながの東急百貨店 地下1F
・電話
026-226-8181(ながの東急代表)
・営業時間
10時~19時
・定休日
ながの東急百貨店に準ずる
実際のお客様の声

(長野市 U家)
息子が7ヶ月の時初節句を迎えるにあたり購入しました。決め方や何をそろえたら良いのかもわからなかったのですが、スタッフの方にゼロから教えていただきました。すべて同じにみえていたのに、話を伺った瞬間違いがわかるようになり、どの飾りもこだわりや意味があるのだと感動しました。人形の山川さんは種類や大きさなども様々あり、たくさんの中から選べたのも嬉しかったです。家族で話し合いながら息子にも我が家にとってもぴったりなものが見つかり大満足です!
その他購入者の紹介例「幸せのおすそわけ」はこちら
長く飾るためのメンテナンス方法
五月人形や飾りは、毎年飾り続ける大切な存在。保管や出し入れの際に、落としてしまったり、思わぬ傷がついてしまったりすることもあります。
「人形の山川」では、購入後の修理やメンテナンスの相談にも対応しています。万が一困ったことがあれば、まずは気軽に相談してみてください。
※人形や飾りの状態によっては、修理が難しい場合もあります。

すでに飾りをお持ちの方も、この機会に状態を確認してみてはいかがでしょうか。
風習を知り、目で見て、味わい、家族で過ごす大切な時間。そんな豊かなひとときを、「端午の節句」とともに重ねてみてください。
●長野県長野市金井田172
●026-292-6363
●10時~18時
●駐車場完備
●HP
http://ningyounoyamakawa.com/
https://www.instagram.com/doll_yamakawa/


