私たちの買い物が社会を変える?毎日の買い物からはじめる長野県版エシカル消費(PR)

最近ニュースやSNSで見かける「エシカル消費」という言葉。なんとなく“環境にやさしい”“社会にいいこと”というイメージはあるけれど、「具体的に何をすればいいのかわからない」「なんだか難しそう…」という方も多いのではないでしょうか。

実は、エシカル消費は私たちの日常生活のちょっとした選択から始められるんです。今回は、長野県が推進している「長野県版エシカル消費」の基本と、私たちが今日からできる実践方法をわかりやすく紹介します♪

エシカル消費ってなに?

「エシカル(ethical)」とは「倫理的、道徳的」という意味があります。エシカル消費とは、ものやサービスを選ぶときに、自分の消費によって誰かが傷ついていないか、環境を破壊していないかといった世の中に与える影響を考え、よりよい消費行動をとることです。

長野県では、「環境」「人・社会」「地域」に加え、健康長寿県として「健康」にも配慮した、「長野県版エシカル消費」を推進しています。

エシカル消費、実は皆さんすでに実践できている!?

定義は分かったけれど、「具体的にどんなことがエシカル消費なの?」と思った方もいるかもしれません。実は皆さんが日常的にしている“環境にやさしい消費行動”も「エシカル消費」のひとつなんです!

例えば・・・

●地元のお店でお買い物をする・地元の商品を買う
 地域の生産者・お店にお金が還元され、地域活性化に繋がります。
●リサイクル製品を選ぶ
 リサイクルしやすい素材の商品を選ぶとことで、資源循環に貢献できます。
●エコバッグを使用してお買い物をする
 お気に入りのマイバッグを一つ持ち歩くだけで、環境負荷を減らすことができます。
●必要なものを、必要な分だけ買う
 ごみをたくさん出さないよう、資源を無駄にしないよう、買いすぎないことが大切です。
●詰め替え商品を選ぶ
 ボトルそのままではなく詰め替え用を買うことで、包装ゴミを減らすことができます。

どれも日常生活の中で実践しやすいことばかりですよね。なんだかエシカル消費が身近に感じてきませんか?

一歩進んだエシカル消費のカタチ

「もっとエシカル消費を頑張りたい!」という方のために、もう少しレベルアップした消費行動もご紹介します。あなたの日々の選択が、社会問題の解決につながるかもしれませんよ。

●フェアトレード製品を選ぶ 
 開発途上国で働く人達の生活の改善や自立に繋がります。国際フェアトレード認証マークが目印です。
●福祉作業所などの製品を買う
 障がいのある人たちの支援と自立に繋がります。
●被災地などの商品を購入する
 災害にあった地域で作られた商品を購入することで、その地域を応援することができます。
●伝統工芸品を購入する
 職人や地域の伝統的な技術を守り、支援することに繋がります。
●森林資源・水産資源の保全につながる商品を購入する
 森林資源・水産資源を守りながら使える、持続可能な商品を選ぶことで、環境保全に貢献することができます。
 FSCマーク・MSCマークが目印です。

今日から始める小さな一歩

日々購入している商品やサービスの「向こう側」には、森林破壊や地球温暖化など、さまざまな社会問題を引き起こす要因が隠れていることがあります。日々のお買い物は、その向こう側にある世の中のさまざまな問題に影響を与える『投票』のようなものです。

私たちの毎日の買い物には、社会を変える力があります。すべての商品をエシカルなものに変えるのは難しくても、「今日は一つだけ意識して選んでみる」それだけで十分。商品について少し調べてみる、認証マークを気にしてみる、マイバッグを持ち歩く。そんな小さな行動の積み重ねが、よりよい未来につながっていきます!

無理なく、楽しみながら、自分のペースでエシカル消費を取り入れてみてはいかがでしょうか。

≪問い合わせ先≫
長野県 県民文化部 くらし安全・消費生活課
〒380-8570 長野県長野市大字南長野字幅下692-2
電話:026-235-7174(直通)FAX:026-235-7284
【受付時間】9時00分~16時30分
【休業日】土・日曜、祝日、年末年始

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