受験生を応援する菓子です。長野県須坂市のメーカーが定番のタブレット菓子を、受験シーズンに合わせた期間限定パッケージで売り出しました。「挑戦する全ての人を応援するアイテムになれば」としています。
「ダジャレみたい」な売り出し方
レーンを流れる黄色のタブレット菓子。発売から44年を迎えた「ハイレモン」です。
主な購買層は子どもたちですが、中高生や20代・30代の若者に手に取ってもらおうと製造元のアトリオン製菓が新たな売り出し方を始めました。
それはー
アトリオン製菓 生産企画部・高宮隆一部長:
「頑張る全ての人を後押しできるような商品にしたいと思って商品を企画。いろいろ考えていたのですがハイレモン、ハイレモン、ハイレ、ハイル、というわけでダジャレみたいな話なんですが」
ハイレモン→ハイ「ル」モン
始めたのは期間限定パッケージです。商品名の「ハイレモン」を「ハイルモン」に。さらに、合格の象徴・桜の花びらを散らした、「お守り風」のデザインにしてあります。
アトリオン製菓 デザイン担当・岸宏さん:
「主語が受験生というか、買っていただいた本人になっていて、自分が入るもん(ハイルモン)というふうに言ってもらえるようにお守り調にすることで、受験生の皆さんに寄り添ったデザインにできた」
年が明ければ受験シーズン本番。受験生などを応援するアイテムになればと長野市の湯島天満宮信濃分社に参拝し、ご利益を祈願しての販売です。
桜のマーク入ったものも!
ハイレモンは抗酸化作用があるビタミンCを豊富に含んでいて2024年、人気バラエティ番組で疲労回復に良いと紹介され、話題にもなりました。
工場では1分間に約2500粒作られていますが、今回の取り組みに合わせて粋な計らいも。
アトリオン製菓・須永沙季さん:
「(期間限定で)桜の花の型でできている杵があり、その杵を押し当てることで桜の形が表面に打ち込まれます」
桜のマークが入ったハイレモンがどのくらい入っているかは秘密だそうです。
「頑張る自分後押し」する商品に
受験生を応援するハイレモンならぬ「ハイルモン」。出荷は2025年1月末頃まで続きます。
アトリオン製菓 生産企画部・高宮隆一部長:
「これから何かを成し遂げようとしている挑戦するすべての人々、つまり主人公は自分なんです。その頑張る自分を後押しできるような、そういった商品になりたい」
受験勉強のおともに「すっぱいもの」を常備している人も多いはず。これはうれしいデザインですね。
ぬいキャラ「ヨググ」と「レモモ」がかわいいヨーグレット/ハイレモンのInstagramもチェックしてみてくださいね!