駅近で親子連れに人気の公園内に「コメダ珈琲店」 今年度中に営業スタート予定 利益を維持管理費に

長野駅東口公園

長野市の公園にあの喫茶店が進出です。長野駅東口公園に全国展開する喫茶店「コメダ珈琲店」が出店することが分かりました。長野市は店の利益を公園の維持管理費に回す制度を活用します。

店舗のイメージ 

長野市の長野駅東口公園。駅からも近く親子連れに人気の公園です。

この公園の中にー。

(記者リポート)
「長野駅東口公園です。公園内のこの場所に新たに飲食店の出店が決まりました」

出店する飲食店は、全国にも展開する人気の喫茶店「コメダ珈琲店」です。

予定地

敷地は公園の北東側、約917平方メートル。店舗内には約90席を用意し、駐車場も整備する予定です。

運営する長野市のアスクホールディングスによりますと、今年度中に営業をスタートさせたいとしています。

長野駅東口公園

東口公園は2019年に整備され噴水や遊具がある一方でゆっくりくつろげる場所が少なく地元住民などから飲食店の出店を求める声があがっていました。

公園の利用者はー。

近隣住民(30代):
「うれしい!すばらし!欲しかったー」
「このへんあんまりカフェが、駅まで行かないとなかったので」
「子どもと一緒に入れるコメダだったら最高。なかなか子連れでフラっといけるとこがなくて」

長野駅東口公園

公園を運営する長野市は今回、店の利益の一部を公園の維持管理費に回す「パークPFI」の活用を前提に出店者を募集しました。

市によりますと芝の手入れや光熱費などの維持管理費は年間300万円ほどかかっていますが、そのほとんどを充てられるとしています。

長野駅東口公園

長野市公園緑地課:
「市の財政負担の軽減が図られたり、市民の皆さんにとってもこうした軽飲食の施設があることによって利便性がより上がる。また人がより集まるようになるので、にぎわいの向上にもつながる」

長野市は今回初めて「パークPFI」を活用する予定で、順調に行けば今後、別の公園でも検討するとしています。

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