長野市若里に、アジアなど世界と日本の美味しい和洋中とエスニックの冷凍・常温食品を販売する世界の食倉庫「MeKEL(メケル)」の1号店となる若里店が、2023年9月2日(土)にオープン!
運営するのは、「久世福商店」や「St.Cousair(サンクゼール)」などを全国に約164店舗展開している株式会社サンクゼール(本社:長野県飯綱町)。「久世福商店」の10年目という節目の年に新たに立ち上げた「MeKEL」は、バイヤーが厳選したアジアや日本などの美味しい冷凍・常温食品およそ1600アイテム(2023年開業時)を、日常の食にフォーカスした利用しやすい価格帯でそろえるマーケット。めずらしい品揃えはもちろん、お惣菜やタイ王室にゆかりのある奥田シェフ監修のアジア料理など「MeKEL」オリジナル商品も充実しています。
また、店舗前には自動販売機も設置され、いつでも冷凍食品を購入することができます(9/2~)。
今回は8月28日のメディア内覧会で披露された「MeKEL」の魅力をご紹介。
《おいしい発見を、毎日。》をキャッチコピーに、ワクワクするような新たな食を提案。
家事の時短を実現し、保存食にもなる大注目の冷凍食品。店頭に並ぶのは世界や日本でバイヤーが厳選した商品のみ。
店内はアジアのマーケットのような雰囲気。
韓国・エスニック・魚・肉・洋食・和惣菜・パンとお菓子などテーマ毎に、刺し身やお惣菜、レトルト食品、調味料、お菓子などの冷凍・常温商品が並びます。
《Index》
▶MeKELにこと/㈱サンクゼール 代表取締役 久世良太氏
▶MeKELオリジナル商品
▶フォトレポート
▶時短で楽しく!日常の食卓を提案
▶お店のデータとMAP
㈱サンクゼール 代表取締役 久世良太氏
店名「発見の食倉庫 MeKEL」は、創業者の久世良三氏が、幼少期に父親が経営していた「久世商店」の食品工場内の倉庫でかくれんぼをして遊んでいたというエピソードに由来。
「MeKEL」は、1年以上かけて日本と海外を巡り、オリジナル商品の開発などの準備を進めてきたのだそう。店舗では食品倉庫で見つける楽しさに加え、時短・体への優しさ・保存食・もう一度食べたい海外の食などといった日常の食に対するニーズにもアプローチ。
「長野の企業だからこそ、長野へのリスペクトをカタチにしたい。地元長野からスタートしたいと思っていました」と久世氏。
地元長野で「MeKEL」を育て、今後は地方都市のロードサイドを中心に全国へ店舗展開を目指す予定。
◆「MeKEL」オリジナル商品
「MeKEL」のロゴマークがある商品が「MeKEL」限定のオリジナル商品。その中からほんの一部をご紹介します。
タイ王室ゆかりのフレンチシェフ奥田祐也氏が監修を手がけた「パクチー香るカオマンガイ」(734円/MeKELオリジナル)。カオマンガイは、タイ米を鶏出汁で炊いたジャスミン米の上に、蒸し鶏などをのせてエスニックだれをかけたタイの代表的な料理。
冷凍食品とは思えないほどのパクチーのしっかりとした風味に驚きました。蒸し鶏もしっとり弾力があり、スパイシーなたれとパクチーが後を引く美味しさです♪
奥田祐也氏が監修を手がけたエスニック料理は、「ハーブ香るグリーンカレー」「コク甘酸っぱいパッタイ」「バジル香るガパオライス」もそろいます。(MeKELオリジナル)
おいしさと健康を大切に料理する料理人の伊東真寿美氏監修の「香味醤油麹漬けの鶏ももチキンステーキ」。しっとりと柔らかく、子どもにも食べさせたくなるような、やさしい味わいでした。ストックしておくと、時短で立派なメイン料理を用意できそうです。
画像右は炒めるだけの韓国風牛焼肉。(MeKELオリジナル)
「サンクゼール」の和食シェフが丁寧に作った体にやさしい和の冷凍お惣菜。(MeKELオリジナル)
卯の花はしっとりみずみずしく、きんぴらごぼうはシャキシャキ食感がしっかりと楽しめ美味しかった。ストックしておくと朝食やあと一品欲しいというときにも役立ちそうです。
ほかにも、豚汁、切り干し大根、白和え、ひじき煮などがラインナップ。
常温商品はジャムや万能ソースがラインナップ。この日並んでいたのは「ほっくり栗とさつまいも」「つぶつぶ苺とアローニャベリー」「大人の香りアールグレイアップル」「レモン爽やかオレンジマーマレード」「メケル風トマトバジルソース」。今後は種類も増えていくそうです。(MeKELオリジナル)
◆フォトレポート
バイヤーを務めるのは、㈱サンクゼール 新事業&マーケティング担当部長の福田恵美さん。
すべて試食した上で商品を選んだという福田さんおすすめの商品を中心に、お店で気になった商品などもフォトレポートでご紹介。
韓国・エスニック・魚・肉・洋食・和惣菜など、テーマ毎に商品が陳列されている店内。定期的にフェア(コーナー)も変わる予定。
※久世福商店・サンクゼールのオリジナル商品はありません。
【おいしい発見コーナー】開業時は魚商品がラインナップ。
天然国産真あじを急速冷凍した「うまかあじたたき」(ごまダレ付き)。試食でいただきましたが、味も食感も大満足の美味しさ。本当に驚きました!
天然真さばを迅速に加工した「うまか胡麻さば」は博多の郷土料理。こちらも試食。しっかりとしたごまダレ味がご飯にも合いそうです♪
生牡蠣を味わえるオイスター。しめ鯖やかつおのたたきなどは産地による食べ比べもできます
数あるカツオのタタキの中から、流水解凍した鹿児島の桜島の溶岩石で焼き上げたという「カツオ溶岩焼」を試食。芳ばしい香りが広がる美味しさ。臭みもなく驚きました。
高知の「葉にんにくぬた」と合わせも、さっぱりとしたおつまみに。
もっと魚を楽しむことができる、こだわりの醤油も試しやすい小瓶でラインナップ。
【韓国/リトルコリア】ディープな韓国ファンも納得のラインナップ。
画像右は大阪コリアンタウンの草分け的存在・班家(はんが)食品の「辛みジャン」(MeKELオリジナル)。ほかに、キンパもおすすめなのだそう。
【エスニック】「MeKEL」オリジナル商品でご紹介した奥田シェフのタイ料理やトムヤムペーストなどの調味料も。10月以降、ブラックペーパーソースやタマリンドソースなどの調味料系も充実していく予定。
【中華/チャイナタウン】長崎のひとくち餃子などの中華惣菜も。
【おつまみ横丁】お肉系と魚介系の家呑みにもぴったりのおつまみがラインナップ。棚右手の鰹節店がつくった「贅沢だし茶漬け」もおすすめだそうです。
自社で馬牧場を持つ熊本県の「千興ファーム」の馬刺しをはじめ、馬肉の焼肉風、馬テールのトマト煮、馬肉のアヒージョ、馬肉の燻製・炭火焼き、馬肉のジャキーなど。
「みつせ鶏」「やまと豚」など、食卓で簡単に調理ができるお肉系の加工品。
各地の珍しい冷凍食品がそろう冷凍庫には、お肉・お魚の加工品からサラダまで多彩。
岩手県気仙沼の「亀山精肉店」のホルモンやハンバーグ、「FarmQ(ファームQ」のハムやベーコン、パテなど…こだわり商品がいっぱい!
日本各地で食べられている地方のソウルフードも。画像は愛媛県宇和島の「じゃこカツ」と島根県浜田産のマトウダイのフライ「ばとうフライ」。
【洋食/カレーとパスタ】オリエンタルカレーや淡路島の玉ねぎのカレーなどの冷凍レトルト品!
おすすめと絶賛されていた「キスコのオリエンタルカレー」。試食させていただきましたが、スパイスがきいた奥深く本格的な味わい。アメリケーヌカレー・バターチキンなどもそろい、全制覇したくなりました♪
MeKELオリジナルのペンネもおすすめとのこと。まずは「ペンネゴルゴンゾーラ」を試してみたい!
【お菓子・パン】各地のお菓子やアイス、冷凍スイーツ、パンなどが並びます。ハワイの揚げパンマサラダやハウピアパイなども。
新感覚のどら焼きや、珍しいアイス。
国産小麦100%で焼き上げる「白神こだま酵母」のパン。
レジ横には電子レンジがあるので、すぐに食べたいときに便利です。(店内飲食はできません)
◆時短で楽しく!日常の食卓を提案
時短や保存食としても、注目されている冷凍食品。㈱サンクゼールがこだわり、バイヤーが世界や日本をめぐり選びぬいた商品だからこそ、味のクオリティもお墨付き。
実際に複数の商品を試食させていただきましたが、その美味しさに納得です!
※画像は内覧会の試食会の様子
お店の商品の盛り付け例。
時短した分、自分の時間や子どもとの時間を充実させることも可能。忙しいときや、ちょっと休息したいときこそ、(私は)美味しい食事が食べたくなります。そんなときに前向きに活用できて家族が笑顔になれる身近な解決法として、”美味しい冷凍食品”という選択肢を増やしてみるのもいいですね。
レジコーナー。
オリジナルエコバッグも販売。
お店の前には冷凍食品の自動販売機も設置され、開業日(9/2)から稼働。24時間いつでも購入可能に。メニューのラインナップは定期的に変更されるそうです。
2023年に閉店したTSUTAYA若里店の跡地にオープン。
(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto)
MeKEL 若里店
THE WORLD GOURMET MARKET
●オープン日時
2023年9月2日(土) 12:00
●住所
長野県長野市若里7-6-5
●営業時間
10:30~19:30
●定休日
不定休
●駐車場
大型共有駐車場あり
●HP
https://pre.mekel.jp/
●㈱サンクゼールHP
https://www.stcousair.co.jp/