2/8(土)安曇野に移転オープン『ラボラトリー ニューモラス』ここでしか味わえない唯一無二のケーキやスイーツ 春にはカフェスペースも@安曇野市

松本市で人気を博していた「パティスリー ニューモラス」が、2025年2月8日(土)に安曇野市へ移転オープン。店名を「ラボラトリー ニューモラス」に改め、新築した和建築の店舗で新たな挑戦を始めました。
美しいケーキや焼き菓子が並ぶ店内で、一体どんなお店なのか、お話を伺ってきました。

「やりたいことを、とことんやろう」安曇野だからできること

「ラボラトリー ニューモラス」のオーナーパティシエである大塚泰裕さんは、埼玉県出身。都内や神奈川県の飲食店で腕を磨く中で、「素材」を意識するようになったのだそう。

大塚さん「例えばケーキでよく使う“ラズベリー”は、南米から船便で輸入されるものがほとんど。2週間ほどかけて日本にやってくるため、南米を出る時点では実が真っ白な状態で収穫され、船で追熟して赤い実になります。旬の摘みたてとは違う、すっぱい実なんですよね。生産者さんの近くにいれば、ギリギリまで木から養分をもらったおいしいフルーツが使用できると考えたんです。」

生産者と関わりながら、旬のフルーツを使ったケーキを作りたいと考えた大塚さんは、その候補地を探します。北海道、山梨県、新潟県、そして長野県をめぐり、その中でも個人店が多く個性が感じられる「松本市」に惹かれたと言います。

松本で開店して7年、パティスリーとして安定した人気を得ていましたが、街中にある店舗では「駐車場が少ない」「お店の世界観を表現しづらい」ことを心苦しく感じていたそう。

大塚さん「まずは駐車場が確保できること。そしてお店の内観や外観から『ニューモラスの世界観』を表現できる場所で、自分がやりたいことに、とことん取り組みもうと、思い切って移転先を探しはじめました。」

店舗は和建築と決めていた大塚さん。日本家屋の建築を得意とする工務店「山共建設」と話を進めるなかで、アルプスの山々を望む理想的な土地と巡り合い、安曇野への移転を進めます。

古民家リノベーションではなく「新築」で作り上げた店舗は、江戸~明治時代の古材を梁や柱に使い、外壁は漆喰、屋根にはいぶし瓦を使用し、こだわりを詰め込みました。店名も「ラボラトリーニューモラス」に改名し、「お菓子な香りと甘み研究所」として、新たな一歩を踏み出しました。

一番大切なのは「個性」 流行りではなく、商品のファンをつくりたい

大塚さん「一番大切なのは個性です。ケーキやスイーツにも流行りはありますが、本当においしい、ユニークな商品を作りたいと思っています。『このケーキがあるから、ここに行く価値がある』と思ってもらえる商品づくりを目指しています。表現のこだわりは強いですね。」

リンゴ、イチゴ、ブルーベリー。大塚さんは生産者のもとに足を運び、愛情をもって育てられた素材を使用します。

また大塚さんのケーキづくりの大事な軸となっているもう一つの素材が「お酒」。

大塚さん「お酒がとても好きなんです。洋酒を中心に様々な種類のお酒を使っていますが、信州には日本酒の酒造がたくさんあるのも魅力のひとつ。お酒の香りを活かしながら『香りと甘み』を研究しています。」

新商品4種類も登場!和の素材を活かしたケーキも

新店舗では、20種類ほどのケーキが並びます(2025年4月までは10種類)。また、安曇野での開店を記念して、新たに4種類のケーキを販売しています。

左から時計回りに「フォレノワール」683円、「黒玉」700円、「ラムレーズン・ココ」648円「ジャパネスク」691円。ジャパネスクには抹茶やイチジクといった和の素材をふんだんに使用しています。

「お箸で食べるクッキー」や「ステアサンド」など焼き菓子も充実

焼き菓子コーナーも拡充され、その種類の多さにも目を見張ります。

20種類以上並ぶクッキーやサブレたち。人気の「ブールドネージュ」「サブレ」などの定番に加え、シャンパンに浸していただく「ビスキュイ・ローズ」や、アニス(八角)が入ったスパイシーなものも。

また、お土産や贈り物にぴったりなのが、こちらのお箸付きのクッキー缶「あずみのかけはしサブレー」。人と人との「かけはし」になるように、との意味を込めているのだそう。

また人気商品の「信州ステアサンド」もコーナー展開しています。

かわいいパッケージの「焼き菓子の詰め合わせ」も。お土産や御礼の品にぴったりです。

4月から「カフェスペース」もオープン!

4月からはカフェスペースもオープンする予定です。ケーキやドリンクはもちろん、ガラスの中でムースやジャム、生クリームなどが層をなす「カクテルヴェリーヌ」や、芸術的な美しさの「パフェ」もイートイン可能。「ここでしか食べられない」スイーツの選択肢がさらに増えるのがうれしいですね!

カクテルヴェリーヌ
パフェ ※イメージ

大きく開放的な窓辺で美しい安曇野の風景を眺めながら、美しく、おいしいスイーツとともに過ごす時間は、まさに至福のとき。

「お客様の笑顔が一番だと思っています。あのケーキ美味しかったな、また食べたいなと思ってもらうことが目標です。」と語る大塚さん。

四季折々の風景の美しさも、大塚さんがこの地に開店した理由のひとつです。「春夏秋冬でそれぞれの美しさを楽しめるのも、安曇野の大きな魅力です。季節ごとに、ニューモラスのケーキを食べるために安曇野に行く、そんなお客様が増えたら本当にうれしいですね。」

「やりたいことを、とことんやる」大塚さんとスタッフの新たな挑戦、ニューモラスの新たな時代がはじまります!

左から「オランジュポマンダー」、「マカロン・ルリジューズ」
Laboratory NUMOROUS(ラボラトリー ニューモラス)
住所:長野県安曇野市豊科137-3
営業時間:11ː00~19ː00
定休日:月・火曜
駐車場:有り(21台)
席数:20席 ※カフェスペースは4月~オープン
ウェブサイト:http://numorous.com/
Instagram:https://www.instagram.com/numorous_laboratory/
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