「ここでしか食べられない」親子3人で作る味 豊富な魚料理が自慢の『礒五郎』＠富士見町

富士見町の『磯五郎(いそごろう)』へやってきました。
こちらは種類豊富な魚料理が自慢のお店です。
今回のレポーターは、お笑い芸人「セバスチャン」のはっちゃんこと原田公志さん。さっそく行ってみましょう～！

広い店内でいただけるのは、様々な種類の「定食」。
定番の定食に加え、新鮮な魚を使った定食が人気です。

こちらは家族で切り盛りするお店です。
父、三井昭人(あきと)さんが店を開き、地元で愛されることおよそ30年。
去年、和食料理人の寛貴（ひろき）さんが実家に戻り、その味を受け継いでいます。

自慢の魚は、毎週市場に通って自分の目で厳選。新潟からも直送されるなど、鮮度にこだわっています。

仕入れで変わる「本日の定食」お好み定食をチョイス！

その日の仕入れによってメニューが変わります。

「海鮮丼」、「サーモンといくら丼」、「銀だら煮付定食」などが並ぶ中、
はっちゃんが気になったのが「お好みセット定食」1700円。

お客さんが好きなおかずを2品選べるというこの定食。

はっちゃん「今日のおすすめは？」
店長・寛貴さん「メニューには書いてないけど、今日は日本海から入ってきたマダイがあるので、塩焼きに。それと、開店当初から継ぎ足しでタレを守っているカンパチの頭の煮つけはどうでしょう。」

仕入れたばかりのマダイを塩焼きに。焼き魚で美味しいのは「皮」。皮をパリッと、中はふっくらと焼き上げます。

秘伝のタレでつくる「カンパチの頭の煮つけ」。大きな鍋でぐつぐつと煮つけていきます。

はっちゃん「これは…お好みが過ぎる！笑 マダイが丸々一匹ですごいボリューム」
店長・寛貴さん「ひとりで食べきれるサイズでいつも注文していますが、今日のは少し大きめかも。でもお値段は変わりませんよ。」
このボリュームで1700円はかなりお得な気がします。

はっちゃん「マダイの身、分厚くてほわほわですね。噛んだ瞬間の旨味の飛び出し方抜群です。それを後押しするような塩気…！」
店長・寛貴さん「塩はこだわってます。にがりの効いた特別な塩を、鍋で炒って乾燥させて使用しています。」

続いて「カンパチの頭の煮つけ」をいただきます。

はっちゃん「味がしっかりとしみ込んでますが、さっぱりとしてて、後味も最高！秘伝のタレの味付けが効いてます。」
店長・寛貴さん「カンパチの後頭部の厚めの皮のあたりがうまいんです。ぜひ食べてください。」

はっちゃん「わー！うまい！とろんとろん。噛むと中から旨味が出ながら口の中で溶けていく。これだけでごはんいくらでもいけそう！」

魚料理はもちろん、「漬物」や「お味噌汁」にもこだわりがあります。
店長・寛貴さん「糠漬けは毎朝付けています。味噌汁は父親が自分で仕込んだ4年目の味噌を使ってます。

はっちゃん「この店でしか食べられない味が、お盆の中につまっているわけですね！！」

ミックスフライ定食に、アジ定食もおすすめ

そして、定食には揚げ物もあるんです！
こちらミックスフライ定食は、イワシとエビ、貝のフライがセットになっています。

　
はっちゃん「イワシフライがやわらかい！うまい！身がふわふわで、噛んだ瞬間に新鮮さを感じます。」
店長・寛貴さん「いわしはオーダーが入ってから卸します。フライでも生のイワシを使ってますね。」

オーダーが入ってから魚を卸すのは、父・昭人さんの30年来のこだわり。
新鮮な魚をたっぷり味わって欲しい、そんな思いから店を開いたのだそうです。


こちらは、アジの刺身とフライ、両方が楽しめる「あじセット定食」。創業からの人気メニューです。
　　　

あじの刺身も新鮮さが一目でわかります。

古いファンを大切に、店主の新しい取り組みも融合

母の美恵さんも店に立ち、親子3人で切り盛りしています。

店長・寛貴さん「父親が30年やってきた店を去年から引き継いでやっていくにあたって、古くからのファンの方を大事にしながら、私が習ってきたこともありますから、徐々に融合しながらやっていきたいですね。」

親子3人で作り上げる、ここでしか味わえないお料理。
お腹も心も満たされる『礒五郎』は、わざわざ出かけたいお店です。