創業から愛される、出汁でいただくおでん「すゞめ食堂」＠飯田市

飯田市にやってきました～！訪れたのは「すゞめ食堂」。
鳥の止まり木のように人が集まるお店にしたい、との想いで名付けたそう。
ランチタイムは食堂、夜は居酒屋として二刀流のお店です。

今年で創業67年目になるという「すゞめ食堂」。
出汁がよく染みたおでんの具材は約12種類。その中から、ランチはお任せで3種類をいただけます。
まずは創業から愛されているおでんをいただきます！

この時期に嬉しい定食～！おでんに豆腐って珍しいと思ったんですが、こちらの地域では一般的とのこと。
濃い味にはせずお出汁でいただくのが特徴です。

中でもこの大きな巾着がキニナル…！「ふくろ」という名前で、中身は食べてからのお楽しみ。
勝手に餅きんちゃくだと思っていますが…いただきます！

んん！？中身はなんと、お肉とこんにゃくともやし！珍しい組み合わせです。
おでんの出汁が染みた巾着からジュワーッと出汁と甘みが出てきます。その中に具がゴロゴロっと入っているので
食べ応え抜群！これ一つでお腹いっぱいになっちゃいそう。

味変として自家製のねぎダレも人気です。ねぎや醬油、酒を使い少しの辛味がポイント。
これを豆腐と一緒にいただきます。

ねぎダレ美味しい！お豆腐の上にシャキシャキザクザクとしたネギの食感と、少し七味が入っているので
ピリッと来ます。

続いては長年人気のスタミナメニュー「とんちゃん定食」です。
豚の内臓をニンニクと味噌で和えたタレで、キャベツと一緒に炒めています。

コリコリっとしているところもあればトロッとしているところもあって美味しい！
絡む味噌ダレがコクもあり、ガツンとしたニンニクがスタミナ付きそう！

先代からの味を守り続けているので、お客さんには気軽に出入りしてほしい、と酒井さん。
半世紀以上愛される「おでん」で、心も体も温まりました～！