その愛されフードとは「山賊焼き」!鶏の一枚肉を丸ごと揚げる信州の人気ローカルフードです。
こちらはその元祖となるお店、その名も「元祖山賊」。祖父の代から80年続くお店です。
3代目店主の高見直孝さん。おじいさんにあたる初代・高見安治郎さんは山賊のような風貌と面白いことが
好きだったそうで、記憶に残りやすい名前を付けたのでは、と語り継がれているそう。
なるほど!そのインパクト大なネーミングに納得したところで、いよいよ元祖「山賊焼き」をいただきます!
外はザクザク、中は上品な元祖「山賊焼き」
山賊焼きに使うのは骨付きの鶏モモ肉で、スパイスなどに1日漬け込みます。
表面に片栗粉をまぶして180℃の油で7分ほどじっくり揚げると…衣サクサク、中がジューシーな山賊焼きに
仕上がります!
ドドン!改めて見るとかなりの大きさー!高見さんは毎日見て見慣れているそうですが…デカいですヨ!
何度か食べたことはありますが、骨付き肉の山賊焼きは初めて見ました。それでは大きめの一口で…
んー!ザックザクで美味しいー!
衣はサクサクというよりザクザクなんですね。なのに中のお肉は柔らかいのが意外!
山賊という名の通りガッツリさはありつつ、お肉自体は上品な仕上がりです。
あとからニンニクのガツンとした香りとパンチ、ボリューム満点で大人から子供まで喜びそう!
鶏の美味しさがギュッと詰まった「もつ煮」
続いて、鶏の皮や砂肝などを一緒に煮た「もつ煮」をいただきます。
大きな鶏肉を仕入れる上で付いてくるホルモンがもったいないとのことで生まれたメニュー。
すごく濃いのかなと思ったんですけど、どこか優しい味わい…。
意外と甘さもあって、鶏の旨味も出ていて、油が溶け出しているのがまた良いんです!
昔からのお客さんが「変わらないね」と言ってくれるのが一番嬉しい、と高見さん。
信州を代表するローカルフードの一つ「山賊焼き」の元祖を是非食べてみて!
【住所】塩尻市大門七番町10−1
【℡】0263-52-0743
【時間】月・火11:30-14:00(L.O13:30)
17:00-23:00(L.O22:30)
【休み】水曜
【HP】https://gansosanzoku.com/