この夏、大阪・関西万博に出かける方も多いのではないでしょうか?そこで今回は信州を飛び出し、高速道路で関西へ!岐阜、滋賀、大阪の5つのサービスエリアの人気メニュー・ご当地グルメ、そして人気みやげを紹介します。大阪に着くまでを「高速道路グルメ旅」にしちゃいましょう。

岐阜県 恵那峡サービスエリア
長野市を出発して南へ3時間。岐阜県に入って、最初に立ち寄ったのは中央道・恵那峡サービスエリア(下り線)。地元の食材を活かした名物グルメが旅人の胃袋を満たしてくれます。

夏にぴったり「恵那鶏スープカレー」
恵那峡サービスエリアの一番人気メニューは「恵那鶏スープカレー」。豊かな自然の中で健康的に育った若鶏と季節の野菜をふんだんに使った、ボリューミーなスープカレーです。
黄色いターメリックライスはレモン風味で、夏にぴったりの爽やかなカレー。肉は柔らかく、香ばしさがドーンと鼻に広がり、鶏の旨みがスープに溶け出した逸品です。


恵那峡サービスエリアでは、恵那鶏を使ったもう一つのグルメもあります。それがカツをどーんと乗せた「カツおろし蕎麦」。
さらに「恵那G(エナジー)ライス」は、牛タンのミンチをにんにく醤油で炒めた、名前通りのパワフルなメニューです。



帰り道のおみやげも要チェック!
高速道路の反対側、つまり旅の帰りに寄りたい上り線の売店では、旅の思い出に持ち帰りたいお土産も充実しています。特におすすめは生麺2食入りの「飛騨 高山ラーメン」。本場の味わいを自宅でも楽しめる人気商品です。

岐阜県 養老サービスエリア
続いて、同じ岐阜県内で2つ目に訪れたのは、名神高速道路・大阪方面にある養老サービスエリア(下り線)です。こちらの名物は地元のブランド和牛「飛騨牛」を使ったメニュー。

飛騨牛しぐれまぶしの『三段活用法』
養老サービスエリアのイチオシメニューは「飛騨牛しぐれまぶし」。名古屋名物の「ひつまぶし」はうなぎですが、こちらは油の旨みが特徴の飛騨牛の甘辛いしぐれ煮をご飯の上に乗せた一品です。

ひつまぶしと同様に3段階で楽しむことができます。まずはそのままシンプルに。次に薬味(わさび、海苔)をのせて。そして最後はお出汁をかけてお茶漬け風に。3段階目は、肉の味が出汁に溶け出して美味。一つの料理で三度楽しめる贅沢メニューです。

名古屋グルメも充実!
養老サービスエリアでは名古屋が近いこともあって、名古屋名物の「きしめん」も人気メニューの一つ。「焼きスパ」は名古屋で愛されるレトルトカレーを炒めた太麺パスタに絡めたユニークなメニューです。



お土産も名古屋の味
旅の帰りに上り線で買いたいおみやげは、またまた名古屋名物の「手羽煮」。名古屋コーチンを使った濃厚な味わいは、ご家族や友人へのお土産にもぴったりです。

滋賀県 多賀サービスエリア
さあ続いて、滋賀県に突入です。3カ所目は名神道・多賀サービスエリア(下り線)。こちらにある「EXPASA」は新しいタイプの商業施設。旅の通過点ではなく目的地にもなるような施設を目指しています。そんな多賀の名物は、地元に愛される麺料理でした。

地元で人気「近江ちゃんぽん」を味わおう
「EXPASA多賀」の名物は「近江ちゃんぽん」。長崎ちゃんぽんとは違い、透明度のあるスープが特徴です。近江ちゃんぽん亭は1963年に彦根市で開業し、京風だしがベースのあっさり系ちゃんぽんは地元のソウルフードとして親しまれています。滋賀県の小麦を使った自家製麺を使用しているのも特徴です。

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近江牛の味わいをカジュアルに
「EXPASA多賀」では他にも、柔らかく煮込んだ近江牛のすじ肉をご飯の上に乗せた「カップライス」も人気メニュー。地元の高級ブランド牛をカジュアルに味わえる一品です。デザートで人気なのは、地元産の卵、牛乳、湧き水で作るプリンです。


おみやげは、やっぱり近江の味
旅の帰り・上り線で買いたいおみやげは「近江牛ご飯だれ」。甘じょっぱい味わいで、ご飯はもちろん、冷奴や豆腐、野菜などにかけても美味しくいただける万能調味料です。近江の味を自宅で手軽に楽しめるお土産として人気です。

滋賀県 大津サービスエリア
続いて訪れたのは、同じく滋賀県の大津サービスエリア(下り線)。こちらでいただける人気メニューは、まさに滋賀の誇る味です。

琵琶湖を眺めながら味わう贅沢 「近江牛のすき焼き」
大津サービスエリアの人気メニューは「近江牛」のすき焼き御膳。丁寧に育てられた近江牛は、脂の乗り方も赤身の質も最高級。すき焼きのタレによく絡み、口に入れると肉汁が口いっぱいに広がります。「大津赤こんにゃく」や「丁字麩」などの滋賀の名物も入っています。


カレーパン、和風スイーツも人気
近江牛を手頃な価格で味わいたい方には、カレーパンもおすすめです。大津サービスエリアでは地元の抹茶や和菓子を使った和風スイーツも充実しています。


涼を感じるお土産
旅の帰り・上り線で買いたいおみやげは「涼の晴風」。涼しげな見た目のゼリーは、夏にぴったり。見た目の美しさと味わいの両方で楽しめる、季節感あふれるお土産です。

大阪府 吹田サービスエリア
高速道路グルメ旅、最後に紹介するのは大阪府の吹田サービスエリア(下り線)。ドライブ旅を締めくくるご当地グルメは、まさかの組み合わせで、驚きと美味しさを同時に提供してくれます。

締め括りは大阪らしく⁉ 「たこ焼きうどん」
吹田サービスエリアの名物は「たこ焼きうどん」。その名の通り、うどんの上にたこ焼きがトッピングされています。「なんやこれ?」と思わずつっこみたくなりますが、店長さんによると「うどんにたこ焼き入ってたら、おもろいんちゃう」という思いつきで考え出されたメニューだそうです。

食べてみると、たこ焼きは、生地が出汁を吸ってトロトロ。その中からタコが現れます。ユニークなメニューですが、間違いのない美味しさです。

関西の味が楽しめる
吹田サービスエリアでは、牛ホルモンを揚げた油カスがたっぷりのった「なにわカスうどん」、神戸の南京町で人気のジューシーな「豚まん」も味わうことができます。関西各地の名物を一度に楽しめるのも魅力です。


大阪みやげは定番で決まり⁉
旅の帰りに上り線で買いたいおみやげは「くいだおれ太郎サブレ」。大阪の名物キャラクターをかたどったサブレは、見た目のインパクトと美味しさで人気のお土産です。

関西万博で賑わう大阪。関西方面に向かう際は、その行き帰りでご当地の味も楽しみたいもの。今回の「これダネッ!取材班」セレクションも参考にしてみてください。
※価格等は7月時点の情報です。
【恵那峡SA、養老SA、多賀SA】
NEXCO中日本 ドライバーズサイト https://www.c-nexco.co.jp/
【大津SA、吹田SA】
NEXCO西日本 https://www.w-holdings.co.jp/