上田市のしなの鉄道・大屋駅前に、すごく気になるイタリアンがあるんです。その名も『TAVERNA Bacca(タヴェルナ バッカ)』。
駅を降りてすぐ、目の前に現れるこのお店では、どんな美味しい料理が待っているのでしょうか?毛織華澄アナウンサーが駆け付けましたよ!
呉服屋さんのような素敵な造りの建物を入ると、広々としたおしゃれな空間が広がっています。
看板メニューは意外な組み合わせ!? 「シラスとカラスミのパスタ」
オーナーシェフの竹内さんは、長年東京の世田谷区で店を営んでいました。多くのお客さんが足しげく通う人気店でしたが、区画整理のためやむなく閉店。
学生時代を過ごした上田市で、もう一度お店を始めることにしたんだそうです。
「こちら、うちの看板メニュー、シラスとカラスミのパスタになります」と、できたてのパスタが運ばれてきました。
「とても良い香り…そして量も多いですね!」パスタの量が多く、ボリュームにも驚かされます。
シラスとカラスミ、一見すると意外な組み合わせに思えるこの料理、実はシェフのひらめきから生まれたんだそうです。
「実は目の前に両方とも食材があったから、それをただ組み合わせて作ったら美味しかった」と、シェフは笑顔で語ります。そんな偶然から生まれた一品は、まさに絶品。「カラスミの濃厚なチーズのような旨味」と「シラスの甘み」が絶妙なハーモニーを奏で、そこにガツンと効いたニンニクが全体を引き締めます。
さっそくいただく毛織アナ。
「こ、これは…おいしすぎて、バチンって目覚めますね!」と、その味わいに感動。
一度食べたら、きっとハマってしまうこと間違いなし。「一回この扉を開けるとハマりそうですね」という声に、シェフも「そういったお客様が結構いらしていただいて」と嬉しそうに答えてくれました。
肉汁溢れる!粗挽きハンバーグの魅力
パスタだけでなく、このお店のもう一つの看板メニューが「ハンバーグ」です。テーブルに運ばれてきたそのサイズに、思わず「大きい」と声が上がります。
「知り合いの肉屋さんに思いっきり粗挽きでひいてもらって、食べた時に肉肉っていう感じのハンバーグが作りたくて」と、シェフのこだわりが詰まった一品。「空気一つも入れないっていうぐらいお肉がぎっしり」で、カットするとジュワーッと肉汁が溢れ出します。
しかし、ただ肉々しいだけではありません。「重たい感じがしないのが、このデミグラスソースの程よい酸味と甘み」と、バランスの取れた味わいに舌鼓を打ちます。
シェフの原動力は「お客様の笑顔」
「最初はお料理のみんな見た目でびっくりされる方も多い」と、シェフはお客さんの反応を楽しそうに語ります。
「でもそれを見てるのがちょっと楽しいんですよね。おいしそうな顔していただいた時は、やったー!と思って。」と、お客様の笑顔がシェフの原動力になっているようです。
「いつもそれを励みにフライパンを一生懸命振ってます」という言葉からは、料理への情熱と、お客様への思いやりが伝わってきます。
駅前にありながら、まるで隠れ家のような雰囲気のこのお店。独創的な料理と、シェフの温かな人柄に触れれば、誰もがほっこり幸せな気分になること間違いなし。上田を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっと、あなたもトリコになること間違いなしです!
【住所】上田市大屋482-1
【営業】11:30~14:00(LO13:30)/17:30~21:00(LO20:00)
【電話】0268-75-0151
【休み】水曜、不定休あり
※事前予約の上ご来店ください