夏の終わりに訪れたい、果実の恵みと農業体験が楽しめる新スポットをご紹介します!
2023年秋に飯田市にオープンした「Cidar Barn&more(サイダーバーンアンドモア)」は、収穫体験から地元食材を使ったカフェメニュー、さらには宿泊まで楽しめる複合施設です。自然豊かな環境で、五感を刺激する体験ができるこの場所の魅力に、松山航大アナが迫ります!
旬の味覚を手摘みで楽しむ♡ジューシーなもぎたてリンゴ
「Cidar Barn&more」の一番の魅力は、なんといっても収穫体験です。
今の時期は、「シナノリップ」という赤い夏リンゴが旬を迎えています。数年前に新しく開発されたこのリンゴは、小玉ながら甘みが強く、酸味が弱いのが特徴です。
収穫体験に参加すると、リンゴの取り方を丁寧に教えてもらえます。「結構簡単に取れてた感じもしたもんね」と、初心者でも気軽に楽しめる雰囲気が伝わってきます。
そして何より、その場で食べられる贅沢さが魅力♡
「酸味もあるんですけど甘みが強いですね。そしてこのシャキシャキ感とみずみずしさ、かなりジューシーですよ」と、取れたてのリンゴの美味しさに感動する声が聞こえてきました。
地元の恵みが詰まったカフェメニュー
9月からは、カフェの営業も再開!ここでは、地元の食材をふんだんに使ったメニューが楽しめるのです。
注目は、地元の野菜を使ったベジプレートです。
中でも特筆すべきは、施設で栽培された特大のしめじ。「親指以上ですね!」と、その大きさに驚く声が上がります。
味わってみると、「傘の部分はプリプリで噛むとうま味も出てきますね。軸の部分は今度はねシャキシャキなんですよ」と、食感の違いを楽しめる一品となっています。
とれたてのアスパラは甘みたっぷり!シャキシャキとした食感もたまりません。
また、伝統野菜「志げ子なす」の揚げびたしは、なすの旨味が凝縮されたメニューです。
サラダは畑で採れたシナノリップを使ったさっぱりとしたドレッシングとの相性も抜群です♪
野菜の旨味と甘み、食感がたっぷり楽しめるプレートです!
デザートとドリンクで締めくくる至福のひととき
カフェメニューの締めくくりは、リンゴを使ったデザートです。
「アップルパイサンド」は、シナノリップを使った逸品です。「リンゴはねほのかにまだ温かくて、キャラメリゼされたこのほろ苦さもね残ってるんですよね。そこにアイスの甘さが乗っかってくるんですよ」と、その美味しさに舌鼓を打つ様子が伝わってきます。
ドリンクメニューでは、シナノリップを使った自家製のシードルがイチオシです。しっかりとしたリンゴの後味と炭酸がマッチし、口当たりが爽やかな一杯となっています。
「Cidar Barn&more」の魅力は、単に美味しいものを食べるだけでなく、その背景にある地元の農業や食文化に触れられることです。
施設のオーナーの殿倉さんは「ここに来ていただいたことがきっかけで、その先にある地元のこと、稲谷のこと、それだけじゃなくて農家なので農業のことも知ってもらえるような、そんなきっかけになればいいな」と語ります。
自然の中で過ごす贅沢な時間、そして地元の食材を使った美味しい料理。「Cidar Barn&more」は、五感で楽しむ新しい農業体験の形を提案しています。
夏の終わりから秋にかけて、新しい発見と味覚の冒険を求める人々にとって、まさに格好の目的地となりそうです!
住所:飯田市下久堅下虎岩41-2
電話:070-3197-0412
詠唱時間:11:30-16:00
定休日:月・水・金・日(9月までカフェ休業)
ウェブサイト:https://ciderbarnandmore.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ciderbarn_andmore/