JR上諏訪駅からほど近い諏訪市の複合施設ポータリー内に麻婆豆腐定食をメインに提供する食堂「麻婆食堂どんどん」が2024年3月15日(金)オープン。考えや環境が違う人でも“誰でも一緒に同じ食卓を囲めるように”とヴィーガン、ジビエ、辛味抜きなどさまざまな形態を用意し、食の選択肢を増やして提供してくれます。麻婆豆腐のこだわりや想い、どこか懐かしい雰囲気の漂うお店の様子をご紹介します!
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“どんどん”こと店主・千葉夏生さんについて
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店主の千葉夏生さんは諏訪エリアで有名な建築建材のリサイクルショップ&カフェ「Rebuilding Center JAPAN」(通称:リビセン)の元スタッフ。千葉さんはリビセンにて前職の古着屋「DonDonDown on Wednesday」からとった愛称“どんどん”で親しまれ、約7年間、古材回収やカフェの調理などさまざまな業務を経験しました。店名も愛称“どんどん”から。他の名前も考えたそうですが、「やっぱりこれしかない!」と決定したそうです。
元々料理は大好きだった千葉さんですが、飲食経験はゼロ!食堂を開くきっかけになったのはリビセンの“まかない担当”でした。
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リビセンでスタッフやボランティアチームに昼・夜の2食用意するまかない担当。2年ほど経験し、さまざまなジャンルの料理を提供していた千葉さんでしたが、1番人気だったのが“麻婆豆腐”。
YouTubeで見たレシピに自分なりのアレンジを加えながら試作していった千葉さんの麻婆豆腐は、料理家にもその味を認められるほど進化を遂げ、飲食付きゲストハウス、イベント等で他県にも出店しました。プロに認められたその味、気になりますよね。
「ご飯でも、軽く1杯でも、昼飲みでも。自由に利用してくださいね。」と千葉さん。
提供されるのは3種類の麻婆定食のみ。
誰でも一緒においしく食卓を囲める
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麻婆豆腐はご飯と味噌汁、小鉢がセットになった定食で提供されます。アレルギーなどの体質や考え方、環境により食べられるものが制限される人とも一緒に同じ食卓を囲めるようにしたい、食の選択肢を増やしたいという思いから、麻婆豆腐は通常のものに加えて、鹿肉で作るジビエ、木綿豆腐で作るヴィーガン対応のものと全3種類が用意されています。
無農薬のお米はでガス炊きでふっくら。味噌汁は煮干し、いりこ、昆布からとった出汁をたっぷりと使用し、和風に仕上げられています。
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味噌、甘酒などの発酵食品に数種類のスパイスが合わさった風味豊かな麻婆豆腐は、ご飯とも味噌汁とも合うんだとか!
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辛いものが得意な人は卓上の自家製ラー油、山椒で調節可能。辛いものが苦手な人や小さな子どもには辛味抜きも用意してくれますよ。
今後おつまみメニューに炒め物や塩豚のかき揚げ、食後のデザートに山梨県の「YETI GELATO(イエティ ジェラート)」など、ジャンルを問わず千葉さんがおいしいと思ったものを提供する予定だそう。いつ行っても違った楽しみ方ができそうですね♪
〈MENU〉
麻婆豆腐セット 1,100円
ヴィーガン麻婆豆腐セット 1,300円
ジビエ麻婆豆腐セット 1,400円
※単品は200円引きで提供
瓶ビール(大・サッポロラガー赤星) 700円
瓶ビール(中・ハートランド) 600円
レモン酎ハイ 500円
落ち着いた雰囲気の店内は
どこか懐かしい町中華風
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家具などの古道具集めや改装まで関わったという千葉さん。落ち着いた色味の木製家具がやさしい電球の光に照らされ、どこか懐かしい雰囲気を感じます。
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カウンターのほか、4人がけのテーブル席も用意されています。
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料理、ドリンクなど支払いはすべて食券機で現金のみ。今後PayPayも導入予定だそうですよ。
ドリンクは支払い後、自分でショーケースから取って、注いで、飲むセルフ方式。飲み方も割り方も自分の好みで楽しめます。
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四軒長屋をリノベーションした複合施設「ポータリー」のA号室にオープン。
〈text:くりたかりん、photo(一部を除く):長野Komachi〉
●オープン日
2024年3月15日(金)
●住所
長野県諏訪市諏訪2-2-28 ポータリーA号室
●電話番号
080-6903-2941
●営業時間
11時~18時
金・土曜、祝日 11時~14時、17時~21時
●定休日
月・火曜
●席数
12席
●駐車場
なし
●備考
カード不可、電子マネー不可(今後PayPay導入予定)
https://www.instagram.com/maboshokudo_dondon/
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