秋も深まり冬になる前に、塩尻から木曽路をドライブして、日帰り旅はいかがですか?
NBS長野放送の情報番組『土曜はこれダネッ!』のMCはっちゃんことお笑い芸人「セバスチャン」原田公志さんと、小川功二アナウンサーが、木曽路をドライブしてきましたよ。
2人の珍道中やいかに…!?
「平出遺跡公園」で古代の住居に潜入
さっそく塩尻駅から木曽方面に向かう一行。
「学びの秋」をテーマに、知的好奇心をくすぐられる体験をしたいとやってきたのは、塩尻駅から車でおよそ5分の「平出遺跡公園」です。
1950年から70年以上にわたり、本格的な発掘調査が行われている平出遺跡。
今から5000年くらい前の「縄文時代」、1400年くらい前の「古墳時代」、そのあと1000年前の「平安時代」と3つの時代に、大きな集落があったとされており、その広さは東京ドーム6.3個分にもなる広大な集落です。
調査に基づいて、各時代の住居が当時のまま復元されています。
まずは、縄文時代の住居から見てみましょう。
いわゆる「竪穴式住居」。竪穴式住居はこの縄文時代にできたとされ、弥生時代まで「外は寒いけどあったかい!熱がこもってる。」家としての防寒機能を十分果たしているようです。
地面にあるのは縄文時代の炉のあと。ここで炊事をしていたそう。
炉の上についている棚は、火を起こした後に食べ物を吊るして燻したり、屋根に火の粉が映るのを防ぐ役割があったとか。
続いて3000年ほど経過した「古墳時代」の家へ。
家の外観が進化しています!現代の家の原型を感じるフォルム。
屋根も高く、居室も広々としています。
おお~!「かまど」を発見。
「かまど」に火を入れることで、器の中身に火を通すことが可能になっています。
古墳時代には調理法や器が画期的に変化したそうで、「蒸す」こともできるようになったそう。
どちらの時代の住宅でも『火』が重要な役割を果たしていたことが分かりますね。
では古代の人々は、どうやって火をおこしていたのでしょうか?
「火起こし体験」で、いざ勝負!
敷地内にある「ガイダンス棟」では、「土器制作」や「勾玉づくり」など、原始・古代に関する様々な体験ができます。
ということで、今回は「火おこし」にチャレンジ!
はっちゃんと小川アナ、高級食材を使ったごほうびスイーツをかけて、火起こし対決しちゃいます!
まず穴を開けた板のくぼみに棒を入れ、棒を回転させることで摩擦をおこし「火種」を作ります。
そして、この火種を発火用の麻で包んで空気を送ると、火がつくという仕組み。
かつて1度だけ火おこし体験をしたことがあるという小川アナに対し、2回やったことがあるというはっちゃん。
果たして勝利はどちらの手に…?
懸命に棒を回転させる2人。
あ、はっちゃんの火種から煙がもくもく上がっています!
麻の袋に火種を入れてぶんぶん振ると…
「やったー!火がついたー!!」
この勝負、あっさりはっちゃんの勝ち!
苦労しておこした火はなんだか輝いて見えます。
はっちゃんが食べる権利をゲットした「高級食材を使ったごほうびスイーツ」とは一体なんなのか。
次回に続きます!
後編はスイーツ、グルメ、温泉をご紹介。
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