北アルプスの麓、大町市。松林を抜けた先に、透き通る湖と、開けた山と空の景色が広がります。
ここは木崎湖。そのほとりに「THE KIZAKI CAMP & LAKE RESORT」があります。
唐松林の木漏れ日、目の前いっぱいの湖、そして焚き火の音。今回はキャンピングカーでこの場所を訪ね、湖畔でのんびり過ごす一日を体験してきました。
まずはZAKI PORTで受付を。ここが旅の入口

場内に入ったら、受付兼ショップ「ZAKI PORT」へ。チェックイン・チェックアウトも、場内の案内も、困ったときの相談も、すべてここで受け付けてくれます。
今回利用したのは、車両の乗り入れができるオートサイト(9,000円/1区画・1組最大5名)。

キャンピングカーをそのままサイトに停められるので、設営らしい設営は必要ありません。車を停めたら、もうそこが「わが家」です。
「今日はどこに停めよう?」
木々の間から湖が見える場所を選んで、ゆっくりと車を進めます。

ちなみに、過ごし方はほかにもいろいろ。手ぶらで楽しめるジオドームキャンプや、ペット同伴できるフリーサイト、日帰りキャンプ(1,500円/1区画)など、スタイルに合わせて選べます。
立ち寄るだけでもOK。湖畔の桟橋へ

もうひとつうれしいのが、駐車場から湖畔の桟橋までは遊歩道でつながっていて、誰でも無料で歩いていけること。
その先に広がるのが「17 LAKESIDE」と呼ばれる湖畔桟橋エリアです。
目の前いっぱいに湖と山の景色が広がり、まるで湖の中に立っているような感覚に。日本有数の透明度というだけあって、水の色が本当にきれいです。
朝の光、風に揺れる水面、刻々と変わる景色——。
キャンプをしなくても、この景色だけを目当てに立ち寄る価値があります。
※桟橋エリア以外のご利用は、入場・散策・ピクニック500円(1人あたり)となります。
温泉じゃないけど、ここもJCCRのチェックポイント!
そして、ここでもうひとつのお楽しみが。
THE KIZAKIは、くるま旅クラブ主催のイベント「ジャパンキャンピングカーラリー2026(JCCR2026)」のチェックポイントにもなっています。
スマホで「JCCR2026参加者ページ」を開いて訪れるだけで、GPSが自動でチェックでき、面倒な手続きはありません。

さらにうれしいのが、ZAKI PORT内のショップで1,000円以上お買い物をすると、オリジナルステッカー(500円相当)をプレゼントしてもらえること。
店内には、Tシャツやトートバッグ、タオル、ステッカーなどのオリジナルグッズがずらり。キャンプに必要なアイテムの販売やレンタルもあり、ドリンクやアイスも並んでいます。
「どれにしようかな?」
旅先でその土地のグッズを選ぶ時間って、なんだかうれしいですよね。
焚き火を囲んで、何もしない時間を楽しむ

サイトに戻ったら、まずは焚き火から。
焚き火台は持参しなくても大丈夫。ZAKI PORTでレンタルできるので、キャンピングカーの積載に余裕がなくても気軽に楽しめます。
薪に火が入り、パチパチと音を立てはじめると、不思議と会話が減っていきます。ただ炎を眺めているだけ。それだけなのに、全然飽きません。
唐松林を抜ける風、木漏れ日、鳥の声。サイトのすぐそばには小川も流れていて、水の音がずっと聞こえています。
「何もしない」が、こんなに贅沢だったなんて!
車の横が、そのままキッチンに

お腹が空いてきたら、車のスライドドアを開けて、横にテーブルを広げます。
ピーマンを切って、お肉を並べて。キャンピングカーなら、水も道具も車に積んであるので、準備も片付けもスムーズです。

この日はホットサンドメーカーでパンを焼いて、コーヒーミルで豆を挽いて一杯。湖畔にチェアを運んで、焼きたてのパンをほおばりながら、ただ湖を眺める。
「今日はもう、ここから動きたくないかも」
食べて、飲んで、またのんびり。
予定を詰め込まないという過ごし方ができるのも、キャンピングカー旅の魅力です。

愛犬も一緒に過ごせるのがうれしいところ。ペット同伴OKのサイトもあるので、ワンちゃん連れの旅にもぴったりです。
※サイトによってペット同伴の可否が異なります。ご利用の際は事前にご確認を。
この風景は、一度失われかけていました
実はこの場所、2025年1月に一度閉鎖されています。
かつては年間約15,000人が訪れた木崎湖キャンプ場。
けれど2024年から場内で倒木が相次ぎ、安全上の理由から、キャンプ場としての歴史に幕を下ろすことになったのです。
景色はそのままなのに、そこで過ごす時間だけが失われてしまった——。
そんな状況から再建に手を挙げたのが、代表の飯沼さんと共同経営者の関谷さん。お二人はもともと、この場所を訪れる一利用者でした。3年ほど前、この湖畔で夜通し語り合ったのが、すべてのはじまりだったといいます。
掲げたテーマは「五感」。
透き通る湖の青さ、風の音、木々の匂い、焚き火の香り。
「日本で一番、五感を刺激するキャンプ場」を目指して、運営会社も「株式会社五感」と名づけられました。
再建のためのクラウドファンディングには300万円以上の支援が集まり、目標の107%を達成。2026年4月末にプレオープン、5月にグランドオープンを迎えました。
今後はロッジやシャワーの整備も構想中とのこと。訪れるたびに成長していく姿を見られるのも、今のこの場所ならではの楽しみ方かもしれません。
夜は、車がそのまま寝室に
日が沈んだら、ベッドを展開して就寝の準備。テントを張る必要も、寝袋を膨らませる必要もありません。
オートサイトに電源はありませんが、キャンピングカーならサブバッテリーがあるので、照明も充電も問題なし。湖のそばで迎える静かな夜は、キャンピングカー旅ならではのご褒美です。
チェックアウトは10時まで。
朝の光に照らされる木崎湖を眺めてから、ゆっくり出発できます。
女優・田中美奈子さんの来場決定!JCCR2026ゴールイベント10/31(土)開催
今回訪れた「湯けむり屋敷 薬師の湯」もスポットのひとつとなっている、「ジャパンキャンピングカーラリー2026(JCCR2026)」。
全国各地のスポットを巡りながら、それぞれのペースで“くるま旅”を楽しんできた参加者たちが、10月31日(土)、いよいよゴールの地・長野市「戸隠スキー場」に集結します!
当日は、長野の皆さんにも楽しんでいただけるゴールイベントを開催!
会場には、長野の特産品や新鮮な農産物が並ぶマルシェをはじめ、キッチンカーも登場。地元有志によるダンスパフォーマンスなど、ステージイベントも予定されています。
また実際に車内を見学できるキャンピングカーも展示予定!
「キャンピングカーの中ってどうなっているの?」「車中泊ってどんな感じ?」「災害時に役に立つって聞いたことあるけど?」という人はぜひ、キャンピングカーを間近で見て、その魅力に触れられるチャンスです。
さらに、女優でキャンピングカーユーザーでもある田中美奈子さんや、地元・長野市の荻原市長の来場も決定したとの情報も!
この記事で紹介した薬師の湯での車中泊も、JCCRで全国を巡る旅も、愛車での旅の楽しみ方は人それぞれ。自由に移動して、その土地のおいしいものを食べたり、温泉に入ったり、知らなかった場所へ立ち寄ってみたり。
そんな“くるま旅”を愛するユーザーが集まる「JCCR2026ゴールイベント」を、戸隠で一緒に楽しんでみませんか?
入場無料のゴールイベントは、10月31日(土)11時から開催!
ぜひご友人やご家族と一緒に、戸隠スキー場へGO!
■THE KIZAKI CAMP & LAKE RESORT
住所:〒398-0001 長野県大町市平9707-1
営業時間:10時〜17時(火・水曜定休)
チェックイン:12時〜17時/チェックアウト:10時まで
基本利用料:入場・散策・ピクニック 500円/1人、日帰りキャンプ 1,500円/1区画、泊まりキャンプ 3,000円/1区画、オートサイト 9,000円/1区画
※シーズンにより異なる場合があります
アクセス:安曇野ICより約50分/長野ICより約1時間
https://thekizaki.com/
■くるま旅クラブ
「くるま旅クラブ」は、車中泊を楽しむユーザーをサポートする会員制クラブ。
会員になると、今回紹介した「湯YOUパーク」をはじめ、全国の提携施設での車中泊利用ができるほか、旅先でうれしい会員特典もあり。普通車での入会もOK!
https://www.kurumatabi.com/

■JCCR2026ゴールイベント開催情報
開催日時:2026年10月31日(土)11時~16時
開催場所:戸隠スキー場
https://jccr.fun/
入場・駐車場無料!

■今回のキャンピングカー「GRAND RELAX WAGON ASAMA」

長野市に本社を構える「かーいんてりあ高橋」製造のハイエースベースのキャンピングカー。
開放感あふれるダイネットスペースの大きな窓と間接照明が、車内とは思えないくつろぎの空間が魅力の1台です。
https://car-taka.com/lineup/relax-wagon-asama/


