夏の木曽エリアを満喫しよう!「土曜はこれダネッ!」オススメの木曽路ドライブ旅・後編は開田高原を巡ります。
希少な「木曽馬」とのふれあい
御嶽山の麓に広がる開田高原。スキーや温泉が楽しめる観光スポットですが、忘れてならないのが「木曽馬の里・木曽馬乗馬センター」。在来種の木曽馬を保護・育成している施設です。

短足胴長の姿で愛くるしい木曽馬。1500年もの間、飼育されてきましたが、現在は全国で130頭ぐらいしかいません。そのうちの約40頭ほどが「木曽馬の里」で飼育されています。施設は保護・繁殖を担う一方、「観光牧場」にもなっていて、訪れた人は実際に馬に触れることができます。


木曽馬に乗ってで心と体をリフレッシュ
乗馬体験も人気です。性格が穏やかということもあって、初心者でも安心して馬に乗ることができます。涼しい高原を、馬の背に揺られながら進む。単なるレジャーとしてだけでなく、馬と気持ちを通わせることで、リラックス効果も期待できます。


御嶽山を望む高原のカフェへ
続いて向かったのは御嶽山の眺望が自慢の「Cafe KaZe(カフェ カゼ)」。晴れた日には雄大な御嶽山を眺めながら食事を楽しむことができます。


一番人気は手の込んだ焼きカレー
店の一番人気はボリューム満点の焼きカレー。一見するとチーズたっぷりの普通の焼きカレー。でも食べ進めると「ん?中になんかある」と気づきます。

見つかったのは卵。さらに食べ進めると、チーズのように伸びるお餅を発見!

「単なる焼きカレーでは面白くないから」という店主。カレー粉で炒めたご飯に、キャベツとお餅をのせ、ルーをかけたら、さらに生卵を入れて焼き上げるという手の込んだメニューです。
トウモロコシで作る極上スープ
もう一つの人気メニューは、甘いと評判の開田高原産のトウモロコシ使ったコーンスープ。材料は牛乳とコーンだけ。1人分で「トウモロコシ1本半ぐらい使っている」ということで、甘味の強い濃厚な味わいです。

開田高原と言えばそばも有名。こちらは「蕎麦サラダ」。10月上旬ごろからは新そばになるとのことです。店主は「秋はキノコも始まり、冬場は鍋もあります。そういう風に自然を楽しんでいただきたい」と話していました。

山に囲まれ、独自の文化・産物を育んできた木曽。ちょっと寄り道しながらドライブ旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

場所 木曽町開田高原末川5596-1
電話 0264-24-3085(8:00~17:00)
見学可能時間 8:30~16:30
場所 木曽町開田高原西野6322-245
電話 0264-44-1007
営業 11:00~22:00(LO 21:00)
休み 火曜