ずんぐり丸いフォルムがまるで歩くぬいぐるみ!「長野市茶臼山動物園」のご長寿ウォンバット「ウォレス」の魅力とは!?超人気の再現度が高すぎるぬいぐるみも@長野市

ずんぐりむっくりな丸い体つきに短い手足が愛くるしい動物、ウォンバットを知っていますか?硬いおしりで身を守る生態が特長の有袋類でオーストラリアに生息し、現在日本では数頭しか飼育されていない希少な動物です。そんなウォンバットに会える数少ない動物園が、長野県長野市にある「長野市茶臼山動物園」なのです!

ここでは現在、28歳のオス「ウォレス」が暮らしています。人間でいうとなんと90歳近く!野生での寿命は5~15年ほどなので、いかにご長寿さんであるかがわかります。長生きの秘訣は急斜面での飼育で足腰を鍛えられたこととストレスフリーな環境にあるそう。人間のように会話でのコミュニケーションができないからこそ、好きな時に好きなことができる環境作りと、嫌がることを無理強いしないことを心がけているそうです。ウォレスは、2018年に名古屋にある東山動植物園からやってきました。

ウォレスは体長約1m、体重約30kg。ウォンバットの飼育を担当する飼育員の樽井さんと比べると「意外と大きい」と感じる人も多いのではないでしょうか。こちらの画像は取材時に大好きなとうもろこしを食べていた1枚です。器用に前足でトレイを抑えながら上手に食べていました!ウォンバットは夜行性のため日中は寝ていることが多いのですが、日によっては15時過ぎ頃~16時30分頃の夕方は起きていることもあるそう!運が良ければ起きて活動しているウォレスに会えるかもしれません。

注目してほしいのは飼育員が一から監修した再現度が高すぎるぬいぐるみです。デザインを手がけるのは飼育員の山岸さん。なんと園内にある顔出しパネルやパンフレットのイラストも手がけているのだとか。足の指から毛の色、独特の内股加減など細部までこだわり海外とのやり取りを重ねた結果、制作期間は3年にも及んだそう!ぬいぐるみは全長約27cm、高さ約20cmと抱っこするのにちょうどいいサイズです。ミニサイズのボールチェーンはカバンに付けることができるので一緒にお出かけすることもできます!ぬいぐるみは特に売り切れが早いので、再販情報は長野市茶臼山動物園の公式Xを要チェック!

誕生や来園を記念したイベントも行われており、2024年9月22日(日)には誕生会も開催されます!10月には「ウォンバットデー」という啓発イベントも予定。日本でも数頭しか飼育されていない貴重な動物であるウォンバットについて楽しく学ぶことができるチャンス!知れば知るほどウォンバットの可愛さにハマること間違いなしです!

長野市茶臼山動物園
(ナガノシチャウスヤマドウブツエン)

●住所
長野県長野市篠ノ井有旅570-1
●電話
026-293-5167
●営業時間
9時30分~16時30分
※12月~2月は10時~16時
※券売終了時間は閉園30分前
●休園日
12月~2月の月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日
●入園料
大人600円、小中学生100円
●HP
https://chausuyama.com/
●公式X
https://x.com/chausuyamazoo?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor


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