【信州カフェ旅】安曇野で立ち寄った「PROPS. cafe & factory」 山と街の間にあるなつかしい場所＠安曇野市

「信州カフェ旅」は、信州のカフェをくまなく旅する企画。あなたのお気に入りのカフェが見つかりますように♡

安曇野って少し空気が違う気がする

ある休日の朝。
「そうだ、安曇野行こう」と思いつき、車を走らせました。

安曇野ってなんとなく特別な場所ですよね。
周りと少しだけ、空気が違うというか。
観光地であることがその要因の一つなのかもしれないし、神社や美術館など「特別な場所」が多いからかもしれません。

今日は「行ったことがないカフェに行こう！」と思い立ち、マップアプリに相談。
安曇野のカフェは街中か、有明の山方面にあることが多いため、
めずらしくその中間のような場所にある『PROPS. cafe』に行ってみることにしました。

昔ながらの商店街のような雰囲気が漂う場所に、おしゃれな建物を発見。
なんだか街並みが懐かしいなあ。（街並みの写真を撮るのを忘れてしまった…）

優しい店員さん

こちらのカフェは、ご夫婦で経営されているそう。
お店に入るとすぐに店員さんが声をかけてくれました。初めてのカフェに来た時は特に、店員さんの第一声が優しいとほっとします。
レジで先に注文するスタイル。

この日はなぜかピンク色のものに惹かれ、ラズベリーラテ（660円）とビーツのパウンドケーキ(440円)をチョイス。
ランチタイムなのでカレーと迷ったけど…甘いものが食べたい気分。

店内には様々なドライフラワーが飾られています。

ブースのようになっている席はちょっとした仕事や作業、読書にも向いていそう。
奥にはベビーカーも入れるテーブル席もがありました。
カウンター席も多いので、ひとり客も大歓迎な雰囲気です。

ケーキもラテも、ピンクの器。気分をわかってくれてる

「全部ピンクに揃えちゃいました」と店員さんが持ってきてくれたラテとケーキ。
見事にこちらの気持ちをわかってくれています。今日はピンクの気分だったんです。そんな気分の日めったにないんだけど。
ささいな事かも知れないけど、こういうのって嬉しい。

カウンター席の窓からは、雪化粧をまとった山の姿、その手前に紅葉が始まった山の姿。
そして昔ながらの商店街にある、街灯。

なんだろう、すごくなつかしい風景。

甘酸っぱいラテと、ほんのり甘いケーキを食べながら、ぼーっと外を眺める贅沢な時間です。
青空を行く飛行機を眺めながら、子どもの頃の夢はキャビンアテンダントだったことを思い出しました。

目の前に広がるなんでもない風景が、とても貴重でなつかしいものに思える、居心地の良いカフェでした。

おなかも満たされ、帰り道にはなんだか心が軽くなったような。
多分、器をピンクに揃えてくれたことも大きいな。