休日は『軽井沢コモングラウンズ』へ!書店・カフェ・飲食店・デリにワイン 1日ゆっくり過ごせる最高のチルスポット@軽井沢町

2023年3月、しなの鉄道「中軽井沢駅」から徒歩15分のところにオープンした『Karuizawa Commongrounds/軽井沢コモングラウンズ』。
3500坪もの広大な敷地に、書店、カフェ、食堂、お蕎麦、デリカテッセン、ワイン、冷静燻製店など、様々なショップが並びます。
木々に囲まれた森のような空間には鳥がさえずり、隣接するプリスクールからは子どもたちの元気な声が聞こえてくる、とても素敵な場所です。

軽井沢コモングラウンズの外観


ここはTSUTAYAや蔦屋書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が手がける複合施設。元は青山学院女子短期大学の中軽井沢寮として使われていた場所で、建物や自然をなるべくそのままの形で残しています。

『軽井沢書店 中軽井沢店』『SHOZO COFFEE KARUIZAWA』 コワーキングスペースも

『軽井沢書店 中軽井沢店』と『SHOZO COFFEE KARUIZAWA』 がある中心の建物は、以前学校の寄宿舎として使われていた建物の構造を活かしてリノベーションされており、木造の柔らかさと懐かしさも感じられます。

軽井沢書店 中軽井沢店の店内

2015年以降、軽井沢町には「本屋が無い」状態でした。文化を標榜する軽井沢町に本屋が無いことを危惧した方々からCCCが相談を受け、2018年「軽井沢書店」を開業。「街の本屋さん」として、雑誌や一般書籍のほか、文具・雑貨やカフェも併設した日常使いを中心とした書店をオープンしました。次いで2023年に軽井沢コモングラウンズにオープンした「軽井沢書店 中軽井沢店」は、生涯学習をコンセプトとして、自然科学・建築・アート・デザイン・食・児童書にジャンルを絞った品揃えで、洋書もたくさん並んでいます。

軽井沢書店 中軽井沢店の店内
建築関係の書籍
軽井沢書店 中軽井沢店の店内
食に関する海外の書籍も
軽井沢書店 中軽井沢店の店内
アート作品の販売も!(時期により内容は異なります)

児童書は、隣接するインターナショナルスクール「イートンハウス」で教育用の教材として使用されている本もあり、日本の有名な絵本が英訳された作品も。(五味太郎さんの名作『みんながおしえてくれました』は英語訳だと”MY FRIENDS”に!)
児童書売場の奥には、ゆったりしたキッズスペースがあり、本をゆっくり選ぶことができます。

軽井沢書店 中軽井沢店の絵本売り場
子どもが大好きな定番がずらり
軽井沢書店 中軽井沢店の絵本売り場
名作の英語訳本も
軽井沢書店 中軽井沢店のキッズスペース
絵本コーナーの奥に設置されたキッズコーナー。ガラス張りの明るい空間

2階には、コワーキングスペースが設けられています。(有料・時間制)

軽井沢書店 中軽井沢店2階にあるコワーキングスペース
大きな窓に面した気持ちの良いスペース
軽井沢書店 中軽井沢店2階にあるコワーキングスペース
半個室ブースや打ち合わせスペースも完備

6/3(月)までイラストレーター南夏希さんのフェア開催中 目で見るハッピーがコンセプト♡

そして軽井沢書店 中軽井沢店では、4/26(金)~6/3(月)の期間中、イラストレーター南夏希さんのフェア 『溢れんばかり』が開催されます。

「目で見るハッピー」をコンセプトに魅力的な作品を描き続けるイラストレーター・南夏希さん。大好評だった2023年に続き、2024年は規模を大きく広げて軽井沢書店にて個展を開催します。
本展示では、そんな「溢れんばかり」をテーマにした作品の展示販売の他、キャンバスへの手書き作品原画やプリント作品、アーティスト本人が手掛けたオリジナルグッズなどの販売も行います。さらに本展を記念し、「大人が楽しめるカラフル」をテーマに個性的な色遣いで心を惹きつけるアクリルアクセサリーを製作する「aKエーケイ」とのコラボアクセサリーも登場しますよ。

■軽井沢書店 中軽井沢店
電話番号:0267-46-8590
営業時間:9:00-17:00
定休日:火曜 ※季節変動あり
ウェブサイト:https://store.tsite.jp/karuizawa-cg/floor/shop/karuizawabooks/

『SHOZO COFFEE KARUIZAWA』ドリンクやスイーツを手に思い思いの席で

SHOZO COFFEE KARUIZAWAの店内

店内の一角にある『SHOZO COFFEE KARUIZAWA』。コーヒーやカフェラテの他に、パンやスコーンも並びます。

SHOZO COFFEE KARUIZAWAのクロワッサンとスコーン
SHOZO COFFEE KARUIZAWAのクロワッサンとスコーン

店内にはテーブル席が、そして建物南側の外周部分にはちょっと変わったテラス席もあり、思い思いの場所でコーヒーを楽しめます。

SHOZO COFFEE KARUIZAWAのテーブル席
大きい窓辺の席はまるで外にいるかのよう
SHOZO COFFEE KARUIZAWAのテラス席
解放感のあるテラス席
SHOZO COFFEE KARUIZAWAのテラス席でカフェラテ
足を投げ出して座るテラス席でゆっくり読書もおすすめ

■SHOZO COFFEE KARUIZAWA
電話番号:0267-41-6886
営業時間:9:00-17:00
定休日:火曜
利用可能なクレジットカード:Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners
利用可能な電子マネー:Vマネー、交通系IC(SUICA・ICOCA 等)
Instagram:https://www.instagram.com/shozocoffee_karuizawa/

朝食とランチのお店『PUBLIC食堂』

中軽井沢駅前の人気店「PUBLIC BAR」が開いた『PUBLIC食堂』は、1日中朝食メニューが食べられるお店。
朝の7:30のオープンから閉店の15時まで「アメリカンブレックファスト」や「クイーンアボカドトースト」など、数種類のトーストメニューが食べられます。11時30分からはランチメニューもオーダー可能!キーマカレーやポークジンジャー、週替わりランチなど、がっつりランチも食べられます。

トーストメニューのパンは、徳島県神山町の「かまパン&ストア」もの。外はザクっと、中はもちっと、ややハード系の食べごたえがあるトーストはファンも多く、何度食べても食べ飽きない味です。

野菜は軽井沢にある遠山農園の無農薬野菜や、柳沢農園の糖度の高いトマトを使用しており、味が濃くしっかりとした食べごたえ。

【人と人とが繋がる場】がコンセプト。
毎週水曜の昼間の時間帯には「お菓子教室」を開催しており、地元の方々やお子さん達が参加しています。「子育て中で夜には出歩けない方にも、昼間に人と繋がる場を提供したい」との考えで開催しているそう。食堂として、お菓子教室として、人との繋がりのハブになる場所を提供しています。

PUBLIC食堂のアメリカンブレックファスト
アメリカンブレックファスト(1300円)、セットドリンクのアイスコーヒー(300円)
PUBLIC食堂のカレー
PUBLIC食堂の外観

■PUBLIC食堂
TEL:0267-41-0240
営業時間:7時30分〜15時(14時30分LO)
定休日:火曜 
Instagram:https://www.instagram.com/public.shokudo/
※水曜はお菓子教室の為、通常営業は無し(冬季のみ。夏季は通常営業。)
※決済はキャッシュレスのみ。クレジットカード各種、交通系IC、PayPayなどが利用可能。

『OSOBAR』の大きな天ぷらがのったお蕎麦

信州と言えば蕎麦。お蕎麦を立ち食いスタイルで気軽に味わえるのが『OSOBAR(オソバ―)』です。
蕎麦粉は信州八ヶ岳のものを使用。朝一番にとった出汁で、外の気温やお好みで温かい・冷たいを選んで味わうお蕎麦は最高です!

こちらは一番人気の「天ぷら春菊(温・冷 800円)」サクサクに揚がった春菊が甘みとお蕎麦のバランスが絶妙。

「天ぷら春菊(温 800円)」※温・冷が選べます
立ち食いエリアと椅子エリア有。雨の日は店内のカウンターで食べられます

また金曜と土曜の夜は、お酒を楽しむ場に様変わり。週末の18時〜21時はBARとして営業。おつまみとお酒で、誰もが心から楽しめる場所を提供しています。

■OSOBAR(オソバ―)
電話番号:0120-131-775
営業時間:10:00-16:00 ※金土のみ夜営業あり 18:00-21:00
定休日:火曜
Instagram:https://www.instagram.com/osobar_by_rk/
※決済は現金のみ

低温燻製で生活を豊かにする『軽井沢いぶる』 お土産にも最適

『軽井沢いぶる』は低温燻製の専門店。一般的な高温の煙ではなく、冷たい煙で燻すことで、素材本来のうま味をじっくりと引き出す製法です。軽井沢の別の場所にある軽井沢本店の工房は年間気温が低く、絶えず清らかな風が吹き抜ける場所にあり、低温燻製にぴったりの土地。

人気商品のチーズやナッツに加え、なんと醤油や岩塩、オリーブオイルまでも低温で燻製しているというから驚き。
醤油は燻しただけなのに、だし醤油のような奥深い味わいに!醤油は卵かけごはんに、オリーブオイルはサーモンやチキンにかけて、また醤油オリーブオイル生野菜にかければおいしいサラダのできあがりです。

低温燻製した醤油とオリーブオイルのセットが人気
ナッツもリピーターが多い商品

週末だけのお楽しみがこの「ソフトクリーム」。味の濃い「ミルク(400円)」に加え、人気なのが「燻製チーズ・燻製黒胡麻(500円)」。燻されたゴリゴリのチーズと黒胡椒の食感がたまらない~。他にも「燻製キャラメルナッツ(500円)」「アマゾンカカオ・燻製カカオニブ(500円)」もありますよ。

■軽井沢いぶる中軽井沢店
電話番号:0267-41-6677
営業時間:10:00-18:00
定休日:火曜定
ご利用可能なクレジットカード:Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners

生活を豊かにするデリと雑貨たち『RK DAYS』

「RK GARDEN」や「RKドーナツ」を手掛けるRKのデリと雑貨を手掛けるお店『RK DAYS』。
オーナーがこだわって作る無農薬の野菜や、厳選された食材を使用したお惣菜が、量り売りやお弁当として販売されています。
さらに店内を囲む棚には、選び抜かれた調味料や食材、食器・雑貨などがずらりと並びます。

店内中央のテーブルでは、期間限定のPOP UP STOREも展開するなど、いつ来ても新鮮が出会いがあるのが嬉しいところ。

彩り豊かな「信州野菜のロースト(100g 680円)」
大人気の「大西シェフのてり唐 特製マヨネーズ(100g 480円)」
店内中央のテーブルでは、期間限定のPOP UP STOREを展開

■RK DAYS
電話番号:0267-41-0601
営業時間:10:00-18:00
定休日:火曜
利用可能なクレジットカード:Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners
利用可能な電子マネー:Tマネー、交通系IC(SUICA・ICOCA 等)

aVin(アヴァン) bio wine shop Karuizawa』で南仏ビオワインや長野ワインを味わう

『aVin (アヴァン)bio wine shop Karuizawa』は南仏ローヌ・プロヴァンス地方のビオワイン、長野ワインの販売を販売しているお店。日替わりで量り売りワインも用意されています。

南仏から仕入れているワインは、ビオで栽培され(認証の有無は気にせず)、野生酵母で醸し、酸化防止剤を入れないもしくは最小限にとどめ、できれば小規模や家族経営のワイナリーから、美味しいワインを輸入しています。

現在、長野県はワイナリーが国内で2番目に多く、軒数も増え続けています。ヨーロッパ品種で作られるワインや、ナチュラルなつくりのワインも多く、美味しいワインが沢山生まれている注目の産地です。
長野県青木村の「Funky Chateau(ファンキーシャトー)」など、県産ワインも多数揃います。

店頭テラスでは赤・白ワインをグラスでいただくこともできます。
RK DAYSのデリのお惣菜やお弁当をテイクアウトして、ワインとともに楽しむのもおすすめです♪

「Funky Chateau(ファンキーシャトー)」など長野県産もずらり
ワインが飲めるのもうれしい

■aVin(アヴァン) bio wine shop Karuizawa
電話番号:0267-41-6731
営業時間:11月-3月 10:00-17:00、4月-10月 10:00-18:00
定休日:火曜
利用可能なクレジットカード:Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners
利用可能な電子マネー:Vマネー、交通系IC(SUICA・ICOCA 等)、PayPay

屋外のテーブルやベンチ、デッキのイスも自由に使って、1日のんびり過ごそう。

敷地内にはテーブルやベンチが配置されており、テイクアウトしたデリや飲み物をゆっくりと味わうことができます。
また地面にはウッドチップが敷き詰められており、樹木に囲まれて日陰も多いので、小さなお子さまにも優しい環境となっています。ペットを連れてのお散歩もできますよ!

休日は『軽井沢コモングラウンズ』の自然に囲まれた清らかな空気のなかで、1日ゆっくりと過ごすのはいかがですか。帰るときにはきっと心が軽くなっているはず。

Karuizawa Commongrounds/ 軽井沢コモングラウンズ
住所:長野県軽井沢町長倉鳥井原1690-1
TEL:0267-46-8590(軽井沢書店)
営業時間:店舗により異なる
定休日:火曜 ※季節変動あり
ウェブサイト:https://store.tsite.jp/karuizawa-cg/about/

(text:Ayako Ide)

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