今年は辰年!「辰グルメ」を味わうべく訪ねたのは、上伊那郡辰野町で愛されることおよそ半世紀の寿司店「鮨辰(すしたつ)」です。
訪れたのは小川功二アナ。
東京の日本料理店で修行して店を継いだという店主・伊沢秀之さんに、店名の由来を聞いてみると…?
伊沢さん「親父が店を始めたんですが、本当に単純ですね、辰野の寿司屋ということで『鮨辰』にしたと。」
女将さん「住所は下伊那郡辰野町 大字辰野 下辰野」
小川アナ「辰が3つも!」
創業当時はかつ丼などを提供する食堂だったそうで、寿司店になったのは先代の時。長く、地元で愛されてきたお店です。
魚は市場から直送 「生の本マグロ」にこだわる
鮮度にこだわる魚は東京、豊洲市場から直送されたものを使用しています。
ランチ、夜とも、予約のみの営業。宴会や出前などでも料理を提供しています。
オーダーしたのはにぎり(梅・1800円)。長いお皿に11貫が並びます。
小川アナ「大きいサイズで来ましたよ!」
伊沢さん「マグロはやっぱり良いものを使わないといけないなと思っていまして、生の本マグロですね。」
ネタは日によって変わりますが、この日は本マグロ2貫に、タイやハマチなど。見た目も美しいお寿司です。
マグロ脂がのっており、しっかりとした旨さとコクを感じる味わい。
生だから舌触りも柔らかく最高です。
小川アナ「酢飯がほろほろと口の中でほどけていきますね。」
伊沢さん「寿司は何万回も握ってはいるんですけど、一貫一貫、真剣ですよね。」
10種類以上の具材がぎっしり「海鮮チラシ」に人気の「天丼」も
こちらも人気の「海鮮ちらし(梅・2000円)」。彩りも鮮やかに、10種類以上のネタが詰まっています。
これだけネタが並んでいると、見た目も豪華!食べごたえもしっかりとあります。
続いていただくのが、人気の「天丼」です。
小川アナ「衣がサクサクで、エビぷりぷり。エビの上品な甘さが香ばしい衣がしっかりと味を閉じ込めている。サクッとした食感のあとに、華やかな香りが広がります。」
天丼の具材は、エビにイカ、そのほかナスやシイタケなど、季節で変わる野菜がたっぷり。
追い鰹を効かせたタレが味の決め手の、食べ応えのある天丼セットです。
小川アナ「辰年の今年は、どんな年にしたいですか?」
伊沢さん「ゆったりとした年にしたいですね。我々がゆったりしているとお客様も落ち着いて食事ができると思うし、そういう場を提供していきたいですね。」
とても明るい女将さんは、辰年生まれで今年は年女だそう。そんな今年の目標を尋ねると…?
女将さん「個人的な事でもいいですか?…カラオケ大会で優勝したいです!」
これには一同笑いに包まれました!
素敵な伊沢さんご夫婦が営む『鮨辰』、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【住所】辰野町辰野1682
【電話】0266-41-0861
【営業】11:30~13:30
17:30~22:00
※ランチ・ディナーともに要予約
【休み】月曜日(祝日の場合は翌日)