【信州カフェ旅】気持ちをリセットしたいとき。甘いタルトタタンを食べに「こつこつ豆と器」へ@小布施町

「信州カフェ旅」は、信州のカフェを旅する企画。あなたのお気に入りのカフェが見つかりますように♡

目次

本を1冊持って、あのケーキを食べに小布施にドライブ

夏バテならぬ秋バテでしょうか。
この日の私は朝からおつかれモード。せっかくのお休みだけど、たまった家事をする気になれない。
かと言って、ぱーっと買い物をしに行く気にもなれない…。

天気もいいし、本を1冊持ってふらりとドライブに。今日はあのカフェに行くしかない!

お店から少し離れた駐車場に車を停めたら、ゆるい上り坂をそろりそろりと登っていくと、見えてきたのが『こつこつ豆と器』。
木々の茂みの中に素敵なカフェがあります。

扉を開けると、中には明るい空間が広がっています。

窓辺の席に通してもらいます。
時はお昼の12時少し前。メニューには平日限定の「ナポリタン」の文字。食べてみたい!

ナポリタン、タルトタタンのヨーグルトソースがけ、アイスのカフェラテをオーダー。
ケーキとドリンクは食後にお願いしました。

平日限定の「ナポリタン」は、きりりと引き締まった味

きりっと引き締まった塩味がおいしいナポリタン。玉ねぎの甘さが引き立ちます。
マッシュルームやウィンナーもアクセントに。

休みの日くらい、誰かに作ってもらったおいしいランチを食べたい!という欲を満たしてくれます。
ボリュームもしっかりあって、満足感が高いナポリタンは1200円。平日限定です。
なくなり次第終了なので、早めの時間に行くのがおすすめ。

お目当ての「タルトタタン」。かけるのはヨーグルトソースか、アイスクリームか。

お客さんの8割は注文するのではないかというくらい、みんながオーダーする「タルトタタン」。
つめたいタルトタタン+ヨーグルトソースか、あたたかいタルトタタン+アイスクリーム。2種類から選べます。
酸味の効いたヨーグルトソースが、甘く香ばしいタルトタタンに絶妙にマッチ。
でも…甘くとろけるバニラアイスと、ほっこりあたたかいタルトタタンの組み合わせも最高。
いつも真剣に、どっちにするのか悩んでしまう。
今日の気分はヨーグルトソース。

ナポリタンを食べ終わる頃、ミルでコーヒー豆を挽く音が聞こえてきます。
自家焙煎しているこだわりのコーヒーは、飲む直前にこうして挽いて、一杯ずつ丁寧に淹れてくれています。
今回はアイスのカフェラテをチョイス。タルトタタンにエスプレッソの苦みがマッチする、私的王道の組み合わせ。

味覚に全集中していただきます。一口ずつたいせつに。
もうほんと、美味しくて、あっという間の幸せなひとときです。
「タルトタタンを食べに行く」って、なかなか他のお店でこの設定は無くて。ここでしか出会えない味です。

タルトタタンを食べ終わったら、カフェラテをおともに読書タイム。
仕事に家事に、人によっては子育てに。もしくは介護かもしれない。
私たちは日々アウトプットに追われ、さまざまな決断を迫られています。
忙しい日々の中で、インプットの時間、そこで何かを感じたり考えたりする「自分に向き合う時間」が取りづらいのが現実。

たまにはこうして好きなものを食べて、ゆったり本を読む時間があったなら、
たまったもやもやがリセットされて、押し込められてた「あれをしたい」「こうしたい」って自分の本音が見えてくるのかも。

だから、やっぱりカフェ通いはやめられないなぁ と、思った1日なのでした。

器との出合いにもときめく

こつこつ豆と器では、名前の通り「器」も販売されています。
訪れた人と器との出合いを大切にしたいというオーナーさんの意向で、こちらは写真撮影が不可なのですが、
陶芸作家の方が作った素敵なお皿やガラス作品、木製カトラリーなどが並んでいましたよ。
私も作家の和田由記子さんのお皿にくぎ付け。いつか我が家にお迎えしたい。
カフェ利用せず、器だけ見に行くこともできます。

秋の小布施は栗の季節!最も観光客が増えるシーズン。
街は混んでいるけど、たくさんの栗スイーツに出会えます。
「こつこつ豆と器」は席数が少ないので、ゆっくりお茶したいなら、平日や栗のシーズンが終わってからがおすすめですよ!

こつこつ豆と器
【住所】長野県上高井郡小布施町小布施228-5
【営業日】火〜土  ※席の予約不可
【定休日】日曜、月曜 
【駐車場】店舗前2台店舗、北側200m先6台(↓白いランドクルーザーが目印)

メニューや営業日などはInstagramでチェックしてくださいね
https://www.instagram.com/cotucotumametoutuwa/

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