1枚から作れる!松本の老舗染物屋「井垣屋」が始めたオリジナルプリントのTシャツが話題すぎる!@長野県松本市(PR)

明治16年創業の老舗染物屋が、Tシャツのオリジナルプリントで新たな一歩を踏み出しました。長野県松本市にある「井垣屋(いがきや)」は、六代にわたって受け継がれてきた染物の歴史を持ちながら、現在はシルクスクリーンプリントを中心としたオリジナルウェア製作で多くのお客様から支持を集めています。「思っていたよりも意外と安くオリジナルTシャツって作れるんだ!」——そんな声が絶えない、松本の頼れるプリントショップをご紹介します。

目次

◆「継ぐ予定はまったくなかった」——六代目が歩んだ、波乱のスタート

井垣屋の歴史は明治16年にさかのぼります。染料に反物を漬けて染める「浸染(しんぜん)」という手法を代々守り続けてきた染物屋として、140年以上にわたり松本に根ざし、歩んできました。
現在の六代目オーナーである井垣壮平さんは、もともと家業を継ぐつもりはまったくなかったといいます。幼い頃はおじいちゃん子で、祖父の店や工場によく遊びに行っていたものの、着物を洗うタイル槽や着物を干すスペースは「遊び場」という認識だったそう。地元の高校を卒業後、大学は東京へ進学し、地元の企業に就職し、サラリーマンとして働いていました。

転機が訪れたのは入社5年目の2012年2月。父が急逝し、さらに半年前には祖父も亡くなっていたため、店を知る身内は誰もいなくなってしまったそうです。「当初は継ぐ予定は全くなかった」という壮平さんでしたが、常連のお客様からの「歴史がある店を潰すのはもったいない」という声や、父が生前に途中まで進めていた洗い張りの反物を目にするうちに、「自分が継ぐしかない」という気持ちが芽生えていきました。

同業者に相談したところ、「この時代に着物の仕事を一から覚えてそれで生計を成り立たせることは不可能に近い」という厳しい現実を突きつけられました。それでもあきらめずに、着物のクリーニングや仕立て、紋入れなどを外注先の職人と連携しながら、和装全般を扱う取次店としてお店を立て直していきます。

◆「着物を染めるんじゃなくて、Tシャツのプリントをしてみたらどうだろう」——プリント事業への転換

着物の仕事だけでは生計を立てることが難しいと感じていた頃、デザイン関係の仕事をしていた先輩から一言のアドバイスをもらいます。「着物を染めるんじゃなくて、みんなが着ているTシャツのプリントをしてみたら?」
その言葉が、壮平さんの大きな転換点になりました。すぐに東京のプリントスクールに連絡を取り、シルクスクリーンプリントを1から学習。機械を1セット購入し、プリント事業をスタートさせます。
「着物でやっていくよりはオリジナルプリントのほうが市場も大きい」と判断し、周囲の反応もよかったそう。現在では、Tシャツやパーカーなどのアパレル製品をはじめ、トートバッグ、ポーチ、キャップなど幅広いアイテムへのプリントに対応しています。さらに、染物屋ならではのネットワークを活かして、本染めの法被(はっぴ)などの和装関係のオリジナル製品製作も可能だそう。

◆自社工場だから実現できる、柔軟な対応力

井垣屋の大きな強みは、自社工場を完備していること。店舗の裏に工場があり、プリント工程を自社で完結できるため、納期や価格などのご要望に柔軟に対応できます。
工場内にはシルクスクリーンプリントなどの機材が整然と並び、スクリーン版、スキージ、コンベアー乾燥機など専門的な設備が揃っています。採用している油性インクは細かいデザインもきれいにプリントできるため、こだわりのデザインも安心して依頼できます。

納期の目安は、通常時で約1週間〜10日。繁忙期は2週間ほどかかる場合もあるそうですが、注文は1枚から受け付けているのも嬉しいポイントです。「1枚だけ作りたい」「少量でもオリジナルが欲しい」という方も気軽に相談できますよ!
注文の流れはシンプルで、製作したいアイテムの詳細(生地・デザインサイズ・デザインカラー数・枚数など)を伝えると、プリント方法の提案と見積もりを出してもらえます。その後、デザインイメージ案を確認してから製作に入るので安心。
また、デザインデータがなくても大丈夫。なんとなくのイメージや手書きの原稿があれば、そこからデザインデータを作成してもらえます。「こんなものを作りたい」という漠然としたアイデアでも、まずは気軽に相談してみることをおすすめします!
気になる料金は、ワンポイントデザインのプリント代込みでTシャツ1枚1,320円~。「思っていたよりも意外と安くオリジナルTシャツって作れるんだ!」というお客様からの声も印象的で、価格面での敷居の低さを実感させてくれます。

◆ベンチコートにもプリントOK!

井垣屋はプリント対応できるアイテムの幅広さも魅力のひとつ。Tシャツやパーカーはもちろん、実はベンチコートへのプリントにも対応しています。
壮平さんがブログでベンチコートのプリント事例を紹介したところ、県外のお客様からも問い合わせが来るほど反響があったといいます。生地の持ち込み料が無料で、オリジナルプリントができる会社は少ないようで、その希少性が話題を呼んでいます。
毎年ベンチコートのプリント依頼があるのは、スキーウェアにオリジナルプリントを入れたい個人のお客様や、選手用ベンチコートを製作したい団体などだそうで、スポーツシーンに欠かせない存在となっています。

◆「感激されていたので、私も嬉しくなりました」——心に残るエピソード

壮平さんが「作ってよかった」と心から感じたエピソードがあります。あるお客様から、お孫さんが4歳の時に色鉛筆で描いた絵を、Tシャツにプリントしてほしいというご注文を受けました。絵にはご両親や祖父母、ペットが描かれており、年末に親族が集まるときにサプライズでプレゼントしたいという、心温まるリクエストでした。
「子どもが色鉛筆で描いた絵なので、かすれたり線が細い部分があったり、データにするのも一苦労でした」と振り返る壮平さん。「丁寧に仕上げ、完成したTシャツを渡したとき、そのお客様がとても感激してくださいました。それを見て、私も嬉しくなりましたね」——壮平さんのその言葉に、井垣屋が大切にしているものが凝縮されているような気がします。

元のデザインはこちら!

◆着物文化を守りながら、未来へ向けて

プリント事業が軌道に乗った今も、壮平さんは着物に関わる仕事も続けています。
「着物を普段から着る人は少なくなってきていますが、お茶や七五三、成人式など、着る機会が全くなくなることはないと思っています」と語ります。跡継ぎ不在で閉店してしまう同業者が増えるなかで、着物のクリーニングを受けてもらえる場所の受け皿として、お店を続けていきたいという想いがあります。

また、今後チャレンジしたいアイデアも。「新品未使用のみですが不要な着物や帯の買い取りも行っているので、それらの素材を活用してTシャツの一部に着物素材をミックスした商品や、帯を使ったクラッチバッグなどの小物製作にも挑戦してみたいですね」と壮平さん。染物屋としてのルーツと、プリントショップとしての現在が融合した新たな商品——どんな仕上がりになるか、今から楽しみです!

伝統と革新を行き来しながら、新たな価値を生み出し続ける井垣屋。染物屋としてのルーツを大切にしつつ、オリジナルプリントという形で広がる可能性は無限大です。松本のまちに根ざした井垣屋が、次にどんな一着を生み出すのか、今後の展開にも注目です。

井垣屋
イガキヤ) 

●住所
本社:長野県松本市中央3-7-2
第2工場:長野県松本市中央3-7-31
●電話
0263-32-0912
●営業時間
10時~18時 
●定休日
本社:日曜、祝日
第2工場:日曜、月曜
●駐車場
なし 
●料金(いずれもワンポイントデザインのプリント代込・1点あたりの金額)
Tシャツ1,320円~、パーカー3,520円~、トートバッグ1,122円~、ポーチ924円~、メッシュキャップ1,100円~
交通アクセス:
長野道松本ICから車で約10分、または松本駅より徒歩で約10分
●HP
http://tshirt.igakiya.jp
Instagram
https://www.instagram.com/igakiya.matsumoto/

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