古民家を巡る旅、訪れたのは松本市の四賀地区です。
どっしりとした建物のすぐ隣に、レトロな喫茶店があります。
宿場町の歴史的な建物の離れがカフェに
松本市四賀地区にある、旧小澤家住宅。
母屋は、宿場町の本陣の格式を伝える歴史的な建物です。
その「離れ」として昭和初期に建てられた場所が、喫茶店として活用されています。
お店の方にお話をお聞きしました。
「最後にこちらに住んでいたおばあさんが嫁いできたときに、新婚の住まいとして使われていたそうです。
洋間は寄り合いの場所、応接間も迎賓館のようなたたずまいで、社交にも使用されていたと聞いています。
建て直しもされていないそうで、建てられた当時のままだそうです。」
椿柄のステンドグラス、壁の作りも凝っていて、人が集まる特別な場所として使われていた雰囲気を残しています。
さあ、和と洋が入り混じったレトロな空間で、喫茶メニューを楽しみましょう!
ザ・喫茶店メニューの「ナポリタン」地元野菜を使った懐かしい味
ザ・喫茶店メニューと言えばナポリタン!
野菜は近所の農家さんから購入し、なるべく地のものを使っています。
昔ながらの懐かしい味、トマトケチャップの甘ずっぱい酸味が口の中に広がります。
麺はもちもちとしていてソースがよく絡み、たまねぎの甘さ、ピーマンのシャキシャキ感が食欲をそそります。
次の一口が待ちきれない~!
「レトロな空間なので昔ながらのメニューは外せないなと思って」とお店の方はおっしゃっていました。
絶対に外せない…!メロンフロート
レトロなカフェにきたならば絶対に外せない「メロンフロート」。
見た目は淡めのさわやかなグリーン、浮かぶ氷やレモンも絵になります。
一口飲むとメロンのフレーバーがストレートに伝わってきます。しゅわしゅわの炭酸とアイスクリームの甘さが絶妙なマッチング。
ナポリタンと一緒にぜひ♪
自家焙煎豆で入れるハンドドリップのコーヒーとたまごサンドも
自慢は、自家焙煎豆で入れるハンドドリップのコーヒー。豆は10種類以上、気分によって選べます。
「別館ブレンドは」、洋館をイメージした華やかな香り。コーヒーアロマに癒されます。
そんなコーヒーと合うのが、地元産の卵をたっぷり使った「たまごサンド」。
ふんわりと焼きあげたタマゴを、ケチャップ、からしマヨネーズ、チーズと一緒にサンドしました。
食べごたえたっぷりのサンドイッチです。
こんな素敵な空間でくつろぐ機会もなかなかないもの。非日常な空間でゆったりとした時をすごしてみてくださいね。
【電話】080-7018-1815
【営業】10:00~17:30
【休み】火曜・木曜