【長野・注目ラーメン店2025】『小布施中華蕎麦 たか野』最後はスープで…中華そば&まぶしご飯の共演@長野県小布施町

今年も長野県内で魅力的なラーメン店が次々とオープンしました。今回は「土曜はこれダネッ!」が注目する5つの店を紹介します。きっと足を運んでみたくなる店が見つかりますよ!

最初は今年5月にオープンした小布施町の「たか野」。店主の高野翔さんは、長野市の有名店「麒麟児」で店長を務めた実力も経験も豊かな人物。独立して、新たな「食体験」を提供しています。

クリアなスープ 凝縮された鶏の旨み

テーブルに運ばれてきたのは看板メニューの「醤油そば」。スープは透明度が高く、きれいな琥珀色です。

醤油そば 1000円

高野さんによると、モミジ(鶏の足)、丸鶏、鴨などの材料を、沸騰させず低温で7時間ほど煮込むことで、このクリアなスープができるんだそうです。一口すすると、数種類をブレンドしたという醤油の切れのある味わいの後に、マイルドな鶏の旨味が広がります。そのスープをまとったストレート麺は、つるんとしたのど越し。低温調理した豚肩ロースのチャーシューは、ほのかに脂の甘さが感じられ、絶妙です。

かつお節で味変 「和」のラーメンに

「卓上のかつお節、よかったら好きなだけ入れてください」と高野さん。実際に入れると、パンチの効いたかつおの旨みが加わり、「和」のテイストへと一気に変化します。

中華そばに合う!「黒毛和牛まぶしご飯」 

店には、ラーメンに合う、ちょっと贅沢なご飯メニューがあります。その一つが「黒毛和牛まぶしご飯」。

低温調理して特製ダレと絡めた肉を、バーナーであぶって香りを出しています。上品な脂の旨みがする牛肉に、ほどよい甘みのタレと卵黄を絡めると、濃厚な味わいに。薬味で味変も楽しめます。

黒毛和牛まぶしご飯 醤油そばセット 1900円 (まぶしご飯単品の注文はできません)

最後はスープを入れて…「ひつまぶし」風

中華そばとセットで食べる真骨頂は、最後に中華そばのスープをご飯にかけてお茶漬け風にする味わい方にあります。鶏の旨味・牛肉の旨みが、ご飯に染みわたり、まさに「ひつまぶし」。ご飯と卵はおかわり一回無料というのもうれしいですね。

地鶏まぶしご飯と塩そばセットも

鶏の味わいを極めたい人には、地鶏をあぶったまぶしご飯と塩そばのセットがおすすめ。こちらのスープは魚介の旨味も加わっています。和牛と地鶏、どちらのまぶしご飯も単品では注文できませんので、ぜひセットで味わってください。

地鶏まぶしご飯 塩そばセット 1850円(まぶしご飯単品での注文はできません)

『食体験を提供する場所として』

中華そばとまぶしご飯のセット。味・食べ方の変化を楽しむという、一種の「エンタメ性」もあるメニューになっています。店主の高野さんは「普通に食べてもらうだけではなく、一つの『食体験』を提供する場所として、多くの人に来ていただきたい」と語っています。

小布施中華蕎麦 たか野

場所 小布施町小布施880-8
営業 火~金11:00~14:30(LO14:00)土日祝11:00~15:00(LO14:30)
休み 月曜

インスタグラム https://www.instagram.com/obuse.takano/ 

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