冬こそ食べたい！アツアツの洋食③『レストラン ペチカ』スープたっぷりパエリア＆白と赤のグラタン@長野県原村

「土曜はこれダネッ！」が紹介する、冬に食べたい洋食グルメ。原村から紹介するのは県道425号線沿いにある『レストラン ペチカ』。３年の休業を経て、今年8月にリニューアルオープンしました。体をぽかぽかに温めてくれるのは店内にある薪ストーブ、そして自慢の洋食メニューです。

白と赤　選べるグラタン

店には人気を二分する白と赤のグラタンがあります。「白」は「ポテトグラタン」。手作りのホワイトソースに、大きくカットした原村産のジャガイモ、とろけるチーズと粉チーズを入れて、オーブンで焼き上げています。

トロトロのクリーミーなホワイトソースに、大きめにカットされたホクホクのポテト。まさに冬のおすすめです。

「赤」は「ラビオリミートソースグラタン」。セロリを使ったミートソースに、ハーブが効いた豚肉を包んだラビオリ、さらにチーズを乗せて、焼き上げています。

モチっとしたラビオリに、ソースとチーズがしっかりと絡みます。コクと甘みが強いミートソースは、セロリの爽やかな味わいが残り、白のグラタンとはまた違った魅力があります。

ホクホクの白いグラタンと食欲そそる赤いグラタン。どちらを選びます？

海鮮の旨みたっぷり！スープで食べるパエリア

「ペチカ」自慢のメニューがもう一つ。それは見た目が個性的なパエリアです。なんと、鍋のふち近くまでスープで満たされているんです！

こちらは、オーナーシェフの小林由喜徳さんが、かつて修業していた神奈川の店で提供していたもの。アサリ、チキン、ニンニクを使ったスープが、ライスと具材を浸すによう注がれています。具材はアサリ、チキン、イカ　ムール貝、有頭エビ。海の幸が贅沢に使われています。

海鮮の旨みが溶け出しているスープはやさしい味わい。お米は粒立っていて、スルスルと入っていきます。時間が経つとスープを吸って、お米が倍ぐらいの量になるそうです。

「ペチカ」はロシアの暖炉を指す言葉。その名の通り、訪れる人の体と心を温めてくれる店です。