「土曜はこれダネッ!」が紹介する信州のあったかグルメ。松本市からは奈川名物の「とうじそば」を紹介します。

寒い季節にぴったりの郷土料理
古くからおいしいそばの産地として知られる松本市奈川地区。『そばの里 奈川』には県外からも客が訪れています。お目当ては名物の「とうじそば」です。

そばを「とうじ籠」に入れて、鍋で煮たつゆにひたし、温めて食べます。籠を揺すると、早く中まで温まるそうです。かつては囲炉裏を囲んで、家族みんなで食べた郷土料理。名前の由来には「(そばを)投じる、投汁(とうじ)」という動作が関係するという説、冬至の時期に食べるからという説があるそうです。

そばは少しモチっとしていて、つゆには鶏肉、山菜、シイタケなどの具材がたっぷり。体が温まりますね。

最後はご飯を入れて「おじや」に
「とうじそば」のシメは、ご飯と卵を入れて「おじや」にするのが、奈川流。間違いのない美味しさです。


寒い季節に身も心も温めてくれる郷土料理。ぜひ、現地で味わってください。
そばの里 奈川
場所 松本市奈川1173-14
電話 0263-79-2906
営業 11:00~14:00
※そばがなくなり次第終了
休み 月・火曜
