蒸し暑さが続くこの時期。体のだるさを吹き飛ばしてくれるタイ料理はいかがでしょうか。
松本市「ロータス」 タイ料理で体を元気に!
松本市の元パルコの隣にあるタイ料理店「ロータス」。オーナーシェフのチパダーさんは、バンコクの4つ星ホテルで腕を奮った本格派です。「タイも今、雨季ですよね」と話しかけると「はい、そうです」。タイの雨季も日本の梅雨と同じように体調を崩しやすい時期なのだそう。

「レモングラスとパクチーとトウガラシとか、体の調子を良くします」とチパダーさん。そんな体を整えるスパイスとハーブをふんだんに使ったおすすめメニューを作ってくれました。
2日間じっくり煮込んだ極上豚すね肉「カオカームー」
最初に味わったのは「カオカームー」という料理。豚のすね肉を使った本格タイ料理です。「スターアニス、シナモン、パクチーなどのスパイスとハーブで2日間じっくりトロトロになるまで煮込んだ豚すね肉に、トウガラシやレモングラスなどで作るオリジナルのタレをかけていただきます」と説明してくれました。

実際に食べてみると「美味しい。柔らかいですね、お肉。シナモンとかスターニスの優しい甘さとこの豚のお肉の甘み。そこにこのソースのピリピリ感がよく合いますね」とアナウンサーも大満足。香り豊かなタイのジャスミンライスと合わせると、さらに美味しさが引き立ちます。

自分好みに味変 真っ赤なスープの「イェンタフォー」
ロータスではもう一品、珍しいタイ料理も提供しています。「イェンタフォー」と呼ばれるこの麺料理は赤いスープが特徴。正体は豆腐の発酵調味料、トウガラシ、トマトなどで作るオリジナルソース。イカやエビ、野菜、魚のすり身の団子など、具もたっぷり入っています。

麺によく絡むスープ。マイルドに仕上がっていますが、トマトの酸味、唐辛子のピリピリ感、そしてパクチーの香りがアクセントに。食欲を刺激されます。調味料で味変することも、おすすめ。砂糖やトウガラシ、タイの魚醤・ナンプラーで自分好みにアレンジしましょう。

心も体も目覚める本格タイ料理の魅力
ロータスで提供されるタイ料理は、単に美味しいだけでなく、体を整える効果も期待できます。特に雨季・梅雨の時期には、スパイスとハーブの力で体の中から温め、元気を取り戻してくれます。
レモングラス、パクチー、トウガラシといった香辛料は体を温め、血行を促進し、消化を助ける効果があるとされています。チパダーさんが腕によりをかけた本格タイ料理は、そうした効能を最大限に引き出す逸品。コップンカーです。

住所 松本市中央1-10-20
営業 11:00~14:00/17:00~21:00
電話 0263-88-0065
休み 火曜
インスタグラム https://www.instagram.com/thailotus_restaurant/