新潟県新潟市を中心に活動しているNGT48(エヌジーティーフォーティーエイト)。
AKB48の姉妹グループとして2015年に結成され、2017年発売の1stシングル『青春時計』でメジャーデビュー。「NGT48劇場」での公演や、テレビ出演など、新潟を中心に多岐にわたり活動しています。
卒業生には西村菜那子さん、安藤千伽奈さん、曽我部優芽さんなど長野県出身のメンバーも多く、長野県民にもなじみのあるグループです。
今回は1期生の奈良未遥(なら・みはる)さんと、3期生で安曇野市出身の杉本萌(すぎもと・もえ)さんにインタビューを実施。アイドルになるまでの道のりや、NGT48での活動を通じて感じた思いなど、貴重なお話を聞かせていただきました。撮りおろしの写真にも注目です!
17歳の高校生がアイドルを目指したきっかけ
――おふたりとも17歳でオーディションに合格されたそうですね。それまではどんな高校生だったのですか?
奈良: 私は青森県の弘前市出身なんですけど、お化粧もしたことがないような普通の高校生でした。中学生時代は剣道をしていて、初段を取得しています。アイドルはもともと大好きで48グループを応援していましたが、どこにでもいるようなお芋ちゃんな高校生でしたね(笑)。
杉本: 私は長野県安曇野市の出身で、意外に思われそうですが「勉強」が好きな普通の高校生でした。中学校の時は奈良さんと同じく剣道をしていて、高校に入ってからは軽音楽部でドラムを担当していました。放課後は友達と新作スイーツを食べに行ったりして、のんびりと過ごしていましたね。
――意外な共通点がありましたね!のんびりと高校生活を満喫していたおふたりが、NGT48のオーディションを受けようと思ったきっかけは?
奈良: 私の場合は、高校で出会った48グループが大好きな女の子に誘われたんです。「NGT48のオーディションがあって受けようと思うんだけど、一緒に受けない?」って。それがきっかけで人生が変わって、今こうしてアイドルをさせていただいています。
杉本: 私は物心ついたときからアイドルが好きで、つらいときも楽しいときも、常にアイドルという存在がありました。中学生、高校生になってきたころから、好きな気持ちが憧れに変わっていって、本格的にアイドルになりたいと思うようになりました。
新潟に初めて降り立ったとき「あ、私ここに住むんだな」って
――オーディションを受けるとき、ご家族の反応はどうでしたか?
奈良: 私の両親は「受かるはずがない」って思っていたんです(笑)。17歳で高校3年生だったので、受験勉強と両立していました。でも、本当に48グループが大好きすぎて、テスト期間中もずっとDVDを見ていたくらいだったので、「今回のオーディションでダメだったらちゃんと受験勉強しなさいよ」ということでOKをもらいました。
――ということは、奈良さんにとってオーディションを受けるチャンスは、この1回だけだったんですね。
奈良:そうなんです。当日は母に付き添ってもらって新潟に向かいました。オーディションで初めて新潟を訪れたのですが、初めて新潟に降り立った瞬間に「あ、私ここに住むことになるな。」って直感したんです。
――そして、1回のチャンスをものにされた。運命的ですね。杉本さんはいかがでしたか?
杉本:私はそれまでに何回かオーディションを受けていましたが、最初は家族からはそこまで賛成されてなかったんです。両親もまさか受かると思っていなかったので、「諦めるために受けといで」みたいな感じで背中を押してもらいました(笑)。でも、実際に受かったときはすごく喜んでくれましたし、私自身もとても嬉しかったですね。
アイドルは、想像以上の日々だった
――アイドルになってみて、想像以上だったことは何ですか?
奈良: 「ファンの皆さんからの愛」ですね。ファンの方の応援がものすごく大きくてあたたかいんです。誰かにこんなにも好きになってもらって応援してもらえるっていうのが、本当に想像以上で。アイドルという職業の素晴らしさだなと感じています。
杉本: 私は想像以上に「アスリート」だということですね。歌って踊るってものすごい体力を使うんです。あとは記憶力の必要性も想像以上でした。短期間で歌とダンスとフォーメーションと演出といろいろ覚えなきゃいけないことも多くて。でも、だんだんできるようになっていくと、そこに自分の成長を感じることができて、すごく楽しいです。
アイドルを漢字一文字で表すと
――奈良さんは約10年の活動を経て、この11月には卒業を控えています。この10年を漢字一文字で表すとしたら何でしょうか?
奈良: 「輝」という字を選びました。普通の女の子だった私がこの世界に入ることによって輝けたと思います。皆さんに応援していただいて輝けました。普通の暮らしをしていたら、ここまで自分自身を磨こうと思うことがなかったかもしれません。本当に輝きに満ちた10年間でした。私もNGT48の一員として、NGT48をちょっとでも輝かせることができていたら、うれしいな。
――杉本さんは、これからの活動への思いを漢字一文字で表すとしたら?
杉本: 私は「彩」という字を選びました。理由は主に3つあります。まず、自分自身の活動をもっと彩り豊かなものにしていきたい。次に、グループをもっと彩れるようなメンバーに成長していきたい。そして最後に、応援してくださる皆さんの心や生活を彩れる存在になっていきたいという思いがあります。
これからアイドルを目指すみんなへ
――最後に、これからアイドルを目指す皆さんに一言お願いします。
奈良: たくさんの夢をみて努力して叶えていってください!大変なこともたくさんあると思います。だけどそれ以上のたくさんの温かい出会いがあります。アイドルを夢見るみなさんを応援しています。
杉本:私は、アイドルになって良かったと心から思っています。もちろん、苦しいことや辛いこともあります。でも、何よりも、応援してくださる皆さんの笑顔を見ると、心が幸せでいっぱいになります。そんな素敵な経験は、アイドルという活動でしか味わえないと思います。ぜひ、夢を叶えて、一緒にたくさんの人の笑顔をつくりましょう!
――おふたりとも、今日は貴重なお話をありがとうございました。
普通の高校生から、多くのファンを魅了するアイドルへになったふたりの自然体な姿が垣間見られたインタビューでした。奈良さんの「輝」く10年の集大成と、杉本さんのこれからの「彩」り豊かな活動に、これからも大注目です♡
NGT48 5期生オーディション開催!応募は11/17(日)まで
NGT48は5期生のオーディションを開催です。応募資格は2024年4月1日(月)時点において、満12歳以上の女性。11月17日まで応募を受け付け中です。
長野県出身のメンバーも多いNGT48。
アイドルを目指す方、新潟を盛り上げたい方、長野県からも是非ご応募下さいね♪
Photo by Chihiro Matsumoto