長野県中野市「だるま矢」の『濃厚にごり塩らぁめん』が絶品と話題!その正体は、家系ラーメンと豚骨魚介ラーメンの融合だった!《Delicious Komachi食べ歩記》

《Delicious Komachi食べ歩記》
「長野Komachi」が運営する長野県のグルメポータルサイト「Delicious Komachi(デリシャス✕コマチ)」。
《Delicious Komachi食べ歩記》では、KomachiスタッフがDelicious Komachi掲載中のおすすめの飲食店を突撃レポート!実際に行ってみなきゃわからないお店の雰囲気や魅力をお伝えします。


Delicious✕Komachi関連記事を見る….
2024年1月までの食べ歩記を見る…(Delicious✕Komachiサイトへ)


「らぁめん だるま矢」の『濃厚にごり塩らぁめん』(980円)が驚異的なおいしさと話題に!早速、長野県中野市の店舗を訪れ、その味の真相を確かめてきました。

中野市といえば、ラーメン通には知られた激戦区。数多くの名店が軒を連ねる中、2009年の創業以来、14年もの間、多くのファンに愛されているのが「だるま矢」です。

長野こまちが2023年12月に発刊したMOOK本「ラーメン大辞典」によれば、人気No.1メニューとして紹介されているのは「背脂醤油らぁめん」(950円)です。この逸品は、雑誌やテレビで度々取り上げられ、注目を集めています。その一方で、『濃厚にごり塩らぁめん』は、知る人ぞ知る人気メニューとして愛されているのかもしれません。

メニュー表を見てみると左下に『濃厚にごり塩らぁめん』の文字を発見!メニューには「鳥豚骨魚介系」との記載があり、豚骨魚介ベースのスープに、塩味という珍しい組み合わせが際立ちます。

偶然、隣席のご夫婦も「濃厚にごり塩らぁめん」と「塩らぁめん」を注文していて、まさに塩の味比べ。期待が高まる中、私はサイドメニューの「ミニモツ煮丼」(300円)も試してみることにしました!

待望の「濃厚にごり塩らぁめん」が到着!一口スープをすすれば、魚介の豊かな風味が口いっぱいに広がり、深いコクと旨みが押し寄せます。トッピングの海苔やほうれん草は家系ラーメンを思わせるも、スープはまったく異なり、鶏豚魚介の奥深さが際立つ仕上がり。中細ストレート麺との絡みも抜群で、あっという間に完食してしまいました。続いて「ミニモツ煮丼」も絶品!甘辛い味付けがご飯を進ませ、柔らかな豚モツにこんにゃくと玉ねぎが合わさり、胡麻ペーストがコクをプラスしています。

※実際のメニューに煮玉子は含まれません

さらに、だるま矢のご主人・小林資城さんにもインタビュー。創業当初は醤油ラーメン・塩ラーメン・背脂系ラーメンといったシンプルなメニュー構成でしたが、次第にバリエーションを広げ、つけ麺や二郎系、富山ブラック系など多彩なラインナップが揃うように。特にラーメンには、動物スープ、魚介スープ、昆布スープといった4種類のスープをメニューごとに合わせ、和のエッセンスが光る独自の味わいを生み出しています。

今回いただいた『濃厚にごり塩らぁめん』は、その中でも特に手間をかけた一杯。動物スープに、豚ガラや鶏ガラを加え、煮干し、節類、ホタテ、昆布、椎茸など多種多様な素材を使い、奥行きのある濃厚なスープを完成させています。塩ダレにはモンゴル産の岩塩を使用し、鶏油(チーユ)には香味野菜や魚介の風味を絶妙に重ねています。魚介、鶏、豚が互いに調和しつつ、強い個性を放つスープは、まさに家系と豚骨魚介のいいとこ取り。そのこだわりが詰まった味わいが、心に残る一杯へと昇華されています。

小林さんが目指すラーメンは、パンチの強さよりも心にホッと染みわたる優しい味わい。幅広い層に愛され、家族連れからも「ラーメン屋ではなく、だるま矢に行きたい」という声が寄せられています。2024年12月には創業15周年を迎える「だるま矢」。今後の展開にも注目です。ぜひ皆さんもその特別な味を体験しに訪れてみてください!

(Komachiスタッフ:山寺)

らぁめん だるま矢
(ダルマヤ)   
●住所
長野県中野市岩船303-1 中野グランドガーデン1F
●電話番号
0269-23-0395
●営業時間
11時30分~14時、17時30分~20時30分(20時15分LO)、日曜、祝日11時30分~14時30分の昼営業のみ ※スープ終了次第閉店
●定休日
火曜、第3月曜、ほか不定休あり
●席数
18席
●駐車場
共用駐車場利用(20台)
●Delicious×Komachi
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1014462
●備考
本記事に掲載されているメニュー表の価格は、取材時点のものです。近日中に価格が変更となる予定がありますのでご了承ください
よかったらシェアしてね!
目次