ながの果物語り~ぶどう編(ナガノパープル・シャインマスカット・クイーンルージュ)~(PR)

秋の味覚の代表格、ぶどう。
長野県は全国2位のぶどう収穫量を誇る一大産地ですが、今、注目を集めているのが「ぶどう三姉妹®」と呼ばれる新品種たち。須坂市のぶどう畑から、皮ごと食べられる魅力的な新品種の数々をご紹介します。収穫の最盛期を迎えた畑で、ぶどう農家の上野原さんにお話を伺いました。

たわわに実る須坂市のぶどう畑

須坂市の上野原 嘉樹(よしき)さんのぶどう畑に一歩足を踏み入れると、そこには圧巻の光景が広がります。「たわわに実るとはまさにこのこと」と表現したくなるほど、袋に包まれた果実があちこちに見られます。

長野県のぶどう生産量は推計で31,400トン(県農政部推計値)。
その中でも、須坂市を含む「長野地域(※)」は県内のぶどう生産量の34.1%を占める、まさに県内トップの果樹産地なのです。
※長野市、須坂市、千曲市、信濃町、飯綱町、小布施町、高山村、坂城町、小川村

シャインマスカット以外にも、畑には色とりどりのぶどうが実っています。鮮やかな紫色の種なし巨峰、そして目を引く赤色のクイーンルージュ®。
シャインマスカットとクイーンルージュは、長野県が誇る「ぶどう三姉妹」の一員です。

皮ごと食べられる「ぶどう三姉妹」の魅力

「ぶどう三姉妹®」とは、JA全農長野が登録商標として売り出している3つの品種を指します。

長女がナガノパープル(長野県果樹試験場育成)

皮の表面に白いブルーム(果紛)が出ているのがおいしい証拠

次女がシャインマスカット

色が黄色がかってきたら食べごろ

そして三女が新顔のクイーンルージュ®(長野県果樹試験場育成)

全体に赤みが濃くなるにつれて糖度もアップ

これらの品種に共通するのは、種がなく皮ごと食べられること。特にクイーンルージュは3年前に本格デビューしたばかりの新星です。上野原さんによると、「生産がどんどん増えている」とのこと。その人気ぶりが伺えます。

実際に味わってみると、それぞれの品種が持つ独特の風味と食感が楽しめます。シャインマスカットの甘くジューシーで爽やかな味、ナガノパープルの風味豊かで濃厚な味わい、そしてクイーンルージュの鮮やかな色合いとしっかりとした甘みが、秋の味覚を一層豊かにしてくれます。

カラーチャートで最もおいしい時期に収穫

上野原さんは、「長野地域は県内のぶどう産出額の4割近くを占めるとともに、若手のぶどう農家も多い、県内トップの果樹産地なんです」と誇らしげに語ります。この地域の豊かな自然と、農家の方々の熱意が、美味しいぶどうを生み出す源となっているのでしょう。

上野原 嘉樹(よしき)さん

さらに、食べごろ見極めて収穫する工夫も、おいしいぶどうを出荷できるポイントのひとつ。
例えばシャインマスカットは、専用の「カラーチャート」を使って収穫時期を判断します。上野原さんによると、「3や4の色が食べごろと言われています。このシャインマスカットは4に近いかな。この色になると糖度が20を超えて食べごろ、収穫適期だね!」とのこと。プロの目利きが、最高の状態でぶどうを消費者に届けているのです。

長野県が誇る「ぶどう三姉妹」をはじめとする様々な品種。それぞれの個性豊かな味わいを、ぜひ皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか。近くの直売所で、採れたてのぶどうを手に取り、長野の秋の味覚を存分に味わってくださいね!

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