自由気ままに楽しむ「カレーとおつまみとお酒 マル志（まるし）」が6/19オープン！軽井沢･東京･福岡など全国各地で経験を積み、食べ歩いた店主のおすすめメニューを堪能＠長野県小諸市

小諸駅から徒歩3分の小諸市相生町商店街に「カレーとおつまみとお酒 マル志（マルシ）」が2024年6月19日(水)オープン。軽井沢町、東京都、北海道、福岡県、海外など各地で経験を積み、2022年から主にカレーとチャイを提供する「Yaman（ヤーマン）」としてイベント出店していた店主･山田さん。地元小諸市に実店舗を構え、カレーやおつまみなど気まぐれで替わるおすすめメニューを提供しています。

【INDEX】
老若男女すべての人に愛されるお店へ。「マル志」のこと
気まぐれなラインナップ、でも本格的！カレーとおつまみについて
店舗の詳細

老若男女すべての人に愛されるお店へ。「マル志」のこと

「カレーとおつまみとお酒 マル志」の店長･山田祐太さん。

山田さんは長野県小諸市出身。趣味だった料理でお店を出したい！と考え、地元長野県では軽井沢町、ほか東京都、北海道、福岡県、海外などさまざまな地へ足を運び、洋食レストランから中華屋、居酒屋など多種多様な飲食店で経験を積みました。

山田さんはお店を出すにあたり、自分のあだ名から名付けた「Yaman（ヤーマン）」として2022年1月～お試しでイベント出店を始めました。カレーと相性が良いチャイなど、イベントで好評だったメニューも今後登場予定だとか。

実店舗の店名は「マル志（まるし）」。店舗の大家でもあり、以前同じ場所で営業していた菓子屋の名前から名付けられました。今でも店舗内から菓子屋の名残を見ることができます。
山田さんはイベント出店を経て、“老若男女すべての人に愛されるお店になりたい”という志（こころざし）をもち、2024年6月に改めて地元小諸市で「マル志」をスタートさせました。商店街で愛された志を丸で囲ったマークはそのまま残して使用しています。

気まぐれなラインナップ、でも本格的！提供メニューについて

メインで提供されるメニューは、子どもから大人までみんなが好きなカレーライス。カレー以外は山田さんが日本各地や海外で食べ歩いておいしかった料理を、おつまみとして不定期で提供していくそう。

取材時に提供されていたカレーは「バターチキンカレー」（1,000円）。

下味を付けた鶏もも肉を、10種類以上のスパイスを使用したカレーベースとともに軽く煮込み、取り出します。提供時にもう一度カレーと合わせて温めることで、鶏もも肉が固くならずしっとりと仕上げることができるんだとか。

日本人向けのやさしいカレーで、後味にカルダモンのさわやかな香りを感じることができます。もも肉はゴロゴロ大きいのに柔らかくしっとり食べやすい。お米は村松商店でカレー用にブレンドしたものに、パスマティライスを混ぜているんだとか。あっさりとしていて軽いお米が、濃厚なカレーにぴったりです。このほかカレーはカニ・魚など数種類用意があり、時期ごとに気まぐれに替えていく予定だそう。

「雲白肉（うんぱいろう）」は四川料理の定番。ゆで塩豚・きゅうりのスライスに、豆板醤をベースにしたピリッと辛いソースが合わさっています。山田さんは福岡県の町中華店でこの料理を知り、おいしい！と感動したんだそう。しっとりジューシーな豚肉と辛めのソース、これは絶対お酒に合う！

「山形ダシ冷奴」（500円）は、山形県の郷土料理できゅうり、大葉、ナス、みょうがなど野菜をたっぷり使用したダシを木綿豆腐と合わせた一品。香りのアクセントにオリーブオイルがかかっていて、洋風にアレンジされています。薬味たっぷりでさらっと食べられる、夏にぴったりのおつまみです。

お酒が大好きな山田さん。ドリンクメニューは日本酒からビール、ワイン、ソフトドリンクまで多様にそろいます。知り合いからもらったお酒のほか、自分も「飲みたい！」と思ったお酒を仕入れているんだとか。今後は自家製のレモンサワーなど少しずつオリジナルメニューも追加していくそう。

その日ごとに替わるメニューは黒板にならびます。取材時には「餃子や締めのラーメンがあったら面白いかな」とお話してくれました。中華から和食まで多国籍に用意されるおつまみ、楽しみですね！

「自分も飲みながら提供したい、お客さん同士も仲良くなったらいいな」と開放的に設計された店内は、カウンターが10席。入口ドアは大きなガラス窓になっているので中の様子もわかりやすく、にぎやかな雰囲気になりそうです。

「ふらりと、気軽に立ち寄ってください！ケータリングもご相談ください」と店長の山田さん。
取材時にはお店の内装やメニューなど、「ここはこうする予定」「もっとこんな風にしたい」といろいろなアイデアをお話してくれ、まだまだ未完成だという同店。どんどん更新していく「マル志」に目が離せませんね！

〈text&photo：くりたかりん〉