長野県の東信地方にある立科町(たてしなまち)。ひょうたんのような細長くくびれがある形が特徴の町です。(猫耳もかわいい!)
周りを上田市、東御市、佐久市、長和町、そして茅野市に囲まれており、北側は「上信越自動車道」から、南側は「中央自動車道」からのアクセスが良いのが特徴。
今回はそんな「立科町」にある個性豊かなグルメ店をご紹介しますよ!
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立科町は人口の9割ほどが居住する北部の里エリアと、標高が高い南部の高原エリアに分かれているのが特徴。
今回は南側にある「女神湖」周辺の素敵なお店をご紹介します。
唯一無二のカレーが味わえる『 Spice &Herb食堂 ゴジゴジ ソボックル』
『Spice &Herb食堂 Goji Goji sobockle(ゴジゴジ ソボックル)』は、ランチタイムにカレーを味わえるお店。
スマホのマップアプリで案内された道を行くと…「え、ここは本当に車道なの?」と焦る未舗装の細道。
国道142号線から東側のルートを選択したら、覚悟を決めて細い上り坂に車を進めるしかありません!
西側ルートはいたって普通の道。皆さん、ここの分かれ目は気を付けましょう。選択すべきは【西側ルート】です!!
広々とした駐車場にはウッドチップが敷かれています。
駐車場の向かい側にお店があります。
靴を脱いで入るスタイルのログハウスは、基礎以外はオーナー夫妻のセルフビルド。
テーブル席とカウンター席があり、雑貨も販売されています。
フードメニューはカレーがメイン、スイーツやドリンクも揃います。
その日のカレーメニューから、お好みで1種~3種選ぶことができます。
「いつものチキンカリー」はいつもある定番メニュー。3種類は季節に合ったメニューが用意されており、2週間ほどの間隔でメニューの入れ替えをしています。
オーナーの本間江里さんは、14年前に神奈川県から長野県にIターン。
土染め作品の制作や、小諸市でお店を経営していましたが、2021年10月に現在の場所に『Goji Goji sobockle(ゴジゴジ ソボックル)』を開店。ログハウスでは「カレー部」としてカレー店を、別棟で「商店部」としてイベント時に雑貨店を開くなどの活動をしています。
本間さん「信州の発酵文化に合ったテイストのカレーを作っています。スパイスとハーブにこだわっていて、ハーブは自家栽培もしています」
本間さんが自ら「創作カレー」と呼ぶように、ここで食べられるのは唯一無二のカレー。
まず調味料は自家製塩麹を中心に醤油、味噌、ヨーグルトなどの調味料を「発酵調味料」にして使用。麹は立科町の自然米で手作りをしています。
ごはんは直前に自家精米で七分付きにし、自然農で作られた黒小豆を少しまぜて、ガス釜で炊いたもの。
カレーに合わせてスパイスやハーブを使用しており、味噌などの信州の調味料と掛け合わせることで、「田舎の母さんがスパイスを扱ったらこうなった」というカレーを作っているのだそう。
そう聞くと「ちょっと尖った味なのかな…」と想像しますが、カレーの味は、実にど真ん中で美味しいのです。奇をてらった味ではないのにもかかわらず、細部に重なって効いてくるスパイスの層が味に深みを与えています。
特に印象的だったのが「とうもろこしのカリー」。ヨーグルトベースでありながら酸味は感じず、コーンがそのままカレーに溶け込んだような、甘くて優しい味が特徴。
夏バテで何も食べられなかったお客さんが、この「とうもろこしのカリー」を食べて元気になったという逸話も。優しいのにしっかりと「カレーのパワー」を持ち合わせた、ここだけでしか味わえない逸品です。
カレーの上には、季節の野菜を使ったお惣菜がたっぷり。
また「クルミのキャラメリゼ」が添えられています。フェンネルシードが絡められており、消化を助ける働きがあるそうですよ。
お店では、イベントも多数開催しています。
8月は「切り絵ワークショップ&メキシカンランチ」や「お灸呼吸の会」などが開催予定。予定はすべてInstagramで公開されています。
唯一無二のカレ―を食べに、ぜひ訪ねてみてくださいね♪
住所:北佐久郡立科町茂田井2403
電話:080-6600-5435
営業日:水~土曜
定休日:日・月・火曜 +不定休 ※営業日はインスタグラムをチェック
Instagram:https://www.instagram.com/gojigoji_sobockle/
立科町のブランド牛「蓼科牛」をあじわうならここ!『蓼科牛いっとう 立科本店』
立科町のブランド牛「蓼科牛」は、赤身の割合が多く上質な脂が楽しめると評判のお肉です。
この「蓼科牛」を、焼肉をメインに、ローストビーフ、ステーキなどで味わえるのが『蓼科牛いっとう 立科本店』です。
『いっとう』では、牛の生産・加工・販売・管理まで自社一貫体制。すべての過程を一貫管理することで、安定した品質や希少部位の提供を実現しています。
自社牧場「角田牧場」では、牛に発酵させた「コシヒカリ」を与えるなど、こだわりをもって生産しています。
蓼科牛をとことん味わうなら、おすすめは焼肉!
「おまかせ盛り」(2 ~3人前7,600円)
希少部位を含む6種類の蓼科牛がとことん味わえるメニュー!
ランチには小さめのサイズでよりお得に味わうこともできます。ランチはハンバーグも大人気。
上質な脂が口に広がる蓼科牛の魅力を味わうなら、『いっとう』に行ってみてくださいね!
住所:長野県北佐久郡立科町茂田井2500-1
電話番号:0267-56-3317
営業時間:11時~14時、17時~22時
定休日:第3火曜
ウェブサイト:http://ittou-tateshina.jp
立科産のりんごがシードルに!アップルパイも美味しい『たてしなップル』
2004年3月にオープンし、今年で20周年を迎える『たてしなップル』。国道沿いの大きなりんごのオブジェが目印です。
地元で栽培した「立科産のりんご」を使用したオリジナルの「完熟りんごジュース(ふじ・千秋の2種)」や「シードル(甘口・辛口の2種)」を販売しています。
立科産のりんごは、寒暖差が大きい気候と粘土質の土壌で育つことで、甘味と酸味のバランスが良く、果汁が豊富でみずみずしい食感が特徴。たてしなップルのりんごジュースやシードルに使われているのは完熟りんご。完熟するまで収穫を待ち、甘みやうまみがたっぷり詰まった完熟りんごを使用しています。
この「完熟りんごジュース」や「シードル」のアンテナショップとしてオープンしたのが『たてしなップル』です。
オリジナルのりんごジュースは果肉を残した濃厚な味わいが特徴。「ふじ」は甘さたっぷりの濃厚な味わい、「千秋」はさっぱりとして飲みやすい味となっています。フレッシュなりんごからしか作れない「にごり」のあるりんごジュースは、原料の良さのあらわれでもあります。
シードルもオリジナル商品を製造しています。
ふじを100%使用したシードル「fermier(フェルミエ)」は、甘口と辛口がラインナップ。6カ月にわたりビンの中で発酵させることで、泡がきめ細かく、フルーティな味わいに仕上げています。店内では「シードル樽生」を頂くことができますよ!
店内にはランチやスイーツを楽しめるカフェスペースも併設。
国産バターと国産小麦を使用した手作りの「アップルパイ」はファンが多い人気の一品。アイスクリームと季節のフルーツが添えられています。コーヒーや紅茶はもちろん、シードルと一緒に頂くのもおすすめ。
ランチタイムも楽しめるように、地元産の新鮮野菜をのせたそばガレットやピザ、パスタ、カレーも提供しています。こちらは人気の「そば粉のガレット」
ガレットには小諸産のソバ粉を使用。季節の野菜がたっぷりと味わえるガレットは、シードルとも好相性。夏季は自家菜園で育てた獲れたての野菜がお皿を飾ります。
立科産のりんごや旬の味覚をたっぷり味わえる、立科町の魅力が詰まったアンテナショップ&カフェです。
住所:長野県北佐久郡立科町茂田井2564-1
電話番号:0267-56-3555
営業時間:カフェ 10時~18時、ランチ 11時~14時
定休日:水曜
席数:18席(テラス席もあり)
駐車場:10台
ウェブサイト:https://tateshinapple.jp/
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参加方法は【#絶景たてしな】を付けて、お気に入りの写真をインスタグラムに投稿するだけ♪
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