中華調味料・食材の巨頭「ユウキ食品」の製品は信州で作られていた!

作っている会社の名前は知らなくても、スーパーなどできっと目にしたことがある“赤い中華調味料”の商品コーナー。
膨大な商品数に料理意欲をかきたてられ、好奇心を刺激されている人も多いはず。
その業界を牽引している「ユウキ食品」が、長野県で3つめの拠点となる新工場を伊那市で開業した。
ユウキ食品は、豆板醤を日本で先駆けて商品化した食品メーカー。
東京都調布市に本社を構え、沿線である中央道沿いに工場建設を計画、およそ40年前に茅野市の用地を購入したのが長野県進出の始まり。
県内工場では百数十種の商品を生産しているが、中でも顆粒ガラスープとオイスターソースといった同社の主力商品が作られている。
両商品は県内大手スーパーのプライベート商品としても販売されており、小売との結びつきも強い。
伊那工場では地元産の規格外野菜を原料にする研究を進めるなど、信州産食材を使った商品が誕生する可能性もあるという。
1,000種にせまる同社の商品、手に取った際には長野県の工場で作られているか、パッケージの裏も気にしてみて。
(編集部・岩島)

伊那工場社屋と従業員のみなさん。県内の工場3拠点に約80名が勤務している 

蓼科工場(茅野市)と八ヶ岳工場(富士見町)。比較的安定した気候と豊かな自然が魅力に感じるとのこと

コーポレートカラー“金赤”を纏った商品たち。写真の商品はいずれも県内の工場で生産されている。自宅の食料庫や冷蔵庫で待機させている人も多いのでは 

伊那工場から出荷する様子。すべての工場から埼玉県入間市の配送センターに商品が集められ、全国へと配送されていく

ユウキ食品

電話/0120-69-5321(お客様相談センター)
HP/https://youki.co.jp/

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